Peter Molyneux氏： Wii Uは多様な新デバイス群との競合に勝てるのか？

Peter Molyneux氏は、彼がWii Uに見たものには少々がっかりしているようだ。

伝説的なデザイナーであり、22 Cansの共同創設者であるPeter Molyneux氏は、Wii Uを良いハードだと思っているものの、それに衝撃は受けなかったとGamesIndustryに語った。

「Wii Uは良いハードだとは思います。ですが、素晴らしいハードだとは感じていません。

「私は私の手の中のデバイスを見ます、そして目を上げて画面を見、目を落としてデバイスを見ます。消費者として言えばちょっとややこしいですね。

これまでプレイした限りゲームは楽めるものではあったが、『素晴らしくはなかった』とMolyneux氏は繰り返した。

「今日の世界では、そういった素晴らしいハードが本当に必要なのです。なぜなら競争はもはやただゲーム機の中だけのものではないからです。

「全てのデバイス、あらゆる技術が競合相手です。手の中にKindle FireやiPadを持てば、それが実に素晴らしいテクノロジーだとわかります。これが現実なのです。高価ですが、それでも驚くべき技術です。任天堂、ソニー、MSはそういったテクノロジーと戦っていかねばならないのです。彼らはそういった新しい製品に負けることなく、むしろそれを超えていかなくてはならないと思うのです。そして私には、Wii Uが本当にそれができているのかはわかりません。

消費者を沸かせることについてのWii Uの能力について疑問を投げかけたのは、Molyneux氏が最初ではない。Gamasutraは、新しいデバイスはパッケージから出してそのまま「歌える」必要があると指摘した。

だが22 CansのクリエイティブリードはまだビッグNに見切りをつける準備はできていない。ビッグNは、前にも私たち全てを驚かせているからだ。

「Wiiがなんともバカげていて、ヘンな名前で、モーションコントロールをしたい人など誰もいないといって、業界の人間みながゲラゲラ、クスクス笑っていたのを思い出すことができます。

「そしてWiiは売れました。ええと、6、7,000万台でしたっけ？Wiiは、それまでコンピュータゲームをする等、考えたこともなかった人を獲得したのです。


NS：　vg247　　Wii U is “good, but it’s not great”, says Molyneux