USの10月のセールス(NPD):縮小続く。Xbox強い。DS粘り腰。Vita低調続く
恒例のNPDセールス。
以下、NeoGAF最新情報により更新。11月9日朝現在の情報。
Xbox 360: 27万 (-31.3%)
PS3: 16万~
Wii: ~5万
3DS: 21.3~25万
NDS: ~15万
Vita: ~3.5万
PSP: ~1万
NS:NeoGAF
http://www.neogaf.com/forum/showthread.php?t=499065&page=10
以下、Gamesindustryからの補完
・小売りの総売上は7.6億ドル。対前年比で△25%
・うちSWは4.5億ドル、対前年比で△25%。HWは1.9億ドル、、対前年比で△37%。
・小売りの総売上は消費者の総支出の約50%。デジタル配信等は急激に成長している。
(http://www.gamesindustry.biz/articles/2012-11-08-us-game-sales-drop-25-percent-in-october)
・Xboxはコンソール全体において56%のシェアを占めた。
(http://www.gamesindustry.biz/articles/2012-11-08-xbox-360-sells-270-000-units-in-us-during-october)
みらい的コメント:
縮小が続く北米市場。
強烈に安いバンドル版の投入もあり、引き続きXboxの強さが際立った。
HW市場の平均(対前年比で△37%)よりも縮小幅が小さいことから、相対的なシェアも伸ばしていることがわかる。
Wiiはもはや見る影もなく、Wiiの終了がHW市場の全体的な縮小に大きく影響していることは明らかだ。もっともWii Uへの代代わりが目前でもあり、これは致し方ない。
11月にはとうとうWii Uが登場する。出足が好調であることは概ね間違いないようだし、11月・12月のセールスでは猛威を振るうはずだ。任天堂は今年の北米のホリデーシーズンでWii Uを200万台近く売る計画だと思われるが、これに対してXbox・PS3がどこまで踏ん張れるかは注目だ。
3DSはあいかわらず売れているが、DSが好調なセールスを維持している点は面白い。北米のDSは非常に安価だ。キッズ層という任天堂のもっとも得意とするユーザ層にぴったりハマっているのだろう。だがこれは他域に比べて北米の3DSが不振であることの大きな原因とも考えられ、DS併売がよかったかどうかの判断は難しいところだ。
Vitaは8月からの低水準をいまいち脱しきれていない。
NPDの※欄も、Vitaにはすっかりサジ投げモードで、Oh Poor Vita的なコメントばかりが並んでいる状況。NPDの予想としては、まともなタイトルが登場する11月には、さすがのVitaも10万台は超えるだろうとのセンが有力のようだ。
実際に使っても非常に満足感の高いハードだし、タイトルも好みのものが多いと個人的には感じるのでもっと支持を集めてほしいとは思うのだが、なかなかそううまくはいかないようだ。