Onlive 買収(追記あり)
Engadgetがリポート。
匿名のインサイダーによると、本日OnLiveで全社員の50%にも及ぶ大規模なレイオフが行われた。
同社のボード全体のカットも行われており、退職金は支払われず、保有している株式も基本的に無価値となったとのこと。
Engadgetによると「雇用が継続される社員は、新会社からオファーの通知を別途受け取っているものといわれている」そうだ。
この情報源はまた、同社の莫大な運営費用は月当たり5百万ドルにも及んでおり、この突然で驚くべき動きの原因の一つとなっているだろうと示唆している。
今日の事件について、Brian Jaquet氏(director of corporate communications, OnLive)は「ノーコメント」と口をつぐんでいるが、Forbesに「わたしたちは業務を継続します」と述べている。
NS: CVG
http://www.computerandvideogames.com/363859/onlive-purchased-by-unknown-party-50-of-staff-cut-report-updated/
追記(2012/08/18):
TechCrunchがリポート。
信頼できる情報源によると、CEO Steve Perlman氏(CEO)はOnliveの買収先を見つけた模様。
買い手はOnLiveの「あらゆるアセット、知的資産、ブランド、ありそうな特許」を望んでいるとのこと。この情報源はまた、レイオフは買収の際に「OnLiveの資産を圧縮する」ためのものだと語っているそうだ。
NS: TechCrunch via CVG
http://techcrunch.com/2012/08/17/source-onlive-found-a-buyer-cleaned-house-to-reduce-liability-prior-to-acquisition/
追記(2012/08/19):
産婆さんコメント情報から追記。
OnLiveの業務は「充分な資金により支援されて」いる新会社により継続されるとのこと。
「OnLiveの資産は、新たに設立された会社により取得されています。新会社は充分な資金により支援されており、OnLiveのゲーム及びデスクトップサービスを今後も提供します。またOnLiveのゲーム、生産性及び提携関係、またアプリ及びデバイスの全てをサポートします。
「新会社は、すべての部署におけるOnLiveの従業員の過半数を雇用し、追加的なOnLive従業員を含め、さらに多くのスタッフを雇用することを計画しています。これまでに発表したプロダクト及びサービスは、取り組みが行われているものも含めて継続されます。計画されているOnLiveサービスの中止はありません。
(http://www.computerandvideogames.com/363869/onlive-confirms-sale-to-newly-formed-company/)
従業員の大幅縮小というよりは、適度なリストラ&入れ替えということらしい。
業務は継続されるようだし、パテントのみの吸収ではないわけだ。
新会社の背後関係は不明。
最有力な候補は、これまでOnLiveとの関係があったGoogle、LGか。
噂のあったSamsung、MSも考えられる。
一番わくわくするのは実は任天堂でしたという結果だが、経緯から見てまずなさそう。
残念。