Sound Shape(サウンド・シェイプ): ショート・インプレ | みらいマニアックス !

Sound Shape(サウンド・シェイプ): ショート・インプレ

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Sound Shapeが発売されたので、早速プレイしてみた。
このゲームはPSNで発売されているDLのみのタイトルで、価格は$14.99(+民はセールで$11.99)。PS3とVitaのどちらでもプレイできる。


・アーティスティックなセンスが新鮮。ゲーム開発者が作ったというより、アーティストがデザインした、と言われるほうがピンとくる。センスゲーとかアートゲーとか呼びたくなる

・ドットを拾いつつゴールに向かう2Dアクション。難易度の幅が広くプレイしやすい。ミスしても待ち時間ゼロで復活ができ、プレイしていてストレスがない。純粋なアクションとしてもかなり楽しめる

・ドットを拾うと音楽に音が加わっていく。最初は無音だが、だんだん音が増えて音楽になっていくのは楽しい。この「音」要素がプレイしているときの快感のキモになっている。

・音は重要だが、直接音を操作するのではない。音を奏でるアクション自体が楽しいのではなく、音楽が盛り上がっていくのが楽しい。ある意味で音ゲー以上に音楽している。

・プレイできるフィールドは「アルバム」という単位で、複数のステージで構成されている。アルバムはみな別の作者が作っており、全く別ゲーだと思えるくらいにユニーク。アルバムという呼び名は秀逸

・エディタが充実。背面パッドを使ったエディットが簡単に使いこなせた。背面パッドでの入力は精密に行うことができ、自分の指で画面が隠れない分正面タッチよりもむしろ便利かも。使いにくいというイメージをひっくり返す操作性だ。背面タッチに失望しているVitaユーザはぜひトライして、背面タッチの真のパワーに触れて欲しい。

・発売直後だというのに、既に多数のユーザ作成面がアップされている。小学生でも作れそうな面も沢山アップされており、この程度でもいいんだ!となぜかホッとしたりして。

・ノーマル編クリア後に解放される鬼モード2つは、注意書きに「信じられない難易度」と書かれている通り相当難しい。1課題クリアで銀トロフィー獲得という設定がその鬼っぷりを物語る。

・リーダーボードが既にあり得ない廃スコアで埋め尽くされている件。どんだけプレイしてるんだこいつら。


全体に、シンプルでセンスがあり、アクションも面白く、エディタはかなり凄そう。国内のリッチなコテコテの2Dジャンプアクションをイメージしたとすれば、求める方向が全然違う。もっと何か別の、これまでには見られなかったユニークなゲームだ。

IGNのレビューはスコア9.0(Amazing)とべた褒め。多少人を選かもしれないとは思うが、価格を考えれば圧倒的に買いだろう。国内でも近くリリースされるだろうし、ぜひプレイしてみることをお勧めしたい。