SCEA:Vitaの売上は許容できる範囲。状況は良くなっていると感じている | みらいマニアックス !

SCEA:Vitaの売上は許容できる範囲。状況は良くなっていると感じている

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Jack Tretton氏(CEO, SCEA)は、携帯機はコンソールのようにスプリントではなくマラソンであり、長目で見て成功する上では必ずしも初日の記録を破る必要はない、と指摘した。

Tretton氏は述べている。

「この業界では、高すぎるとか低すぎるとかいうことはありません。あまりにも速く変化するためです。だが許容できる台数というものはあると思います。わたしたちが販売した台数です。許容できる台数ですね。もしその3倍だったらもっとハッピーだったでしょうし、三分の一だったらガッカリしているでしょう。

Tretton氏は、PS3が順調とは呼べないスタートを生き延びたことを指摘している。PS3システムは、前世代機​PS2のようなコンソールの王ではないとはいえ、まだ信じられないほどの人気と収益性の高いデバイスだ。ソニーは、ヴィータでもそれが同様に真であることを期待している。

「大きなチャレンジがないところに大きな報いはありません。わたしたちには、技術があり、ゲームのサポートがあります。ユーザもこれからは来てくれるでしょう....。状況は4ヶ月前よりも今のほうがずっと良いと感じています。


NS: Gamesindustry
http://www.gamesindustry.biz/articles/2012-08-10-sony-interview-jack-tretton-defends-vita-dedicated-consoles


みらい的コメント

少なくとも足元の売上は危機的な状況だ。つい最近も1,600万台の販売予定を1,200万台に切り下げたばかりだし、率直に言って理解しにくい発言ではある。

ポイントはTretton氏「状況は4ヶ月前よりも今のほうがずっと良い」という発言がどこを見たものかだろう。Tretton氏が見ているのは、デベロッパなのか、ユーザなのか、小売なのかそれとも社内なのか?

これまでの関係者の発言からは、Vitaの最重要な年は二年目(つまり来年後半からの一年間)との認識が読み取れる。北米はホリデーにあわせて大きなタマを2つ以上持っているので、ホリデーでひっくり返すと意気込んでいるのかもしれない。
Tretton氏が言っているのは、年末に向けての状況がよくなってきた、ということなのだろうか?


Gamescomも近いので、そこで何か発表があるのかもしれない。楽しみにしていよう。