USの10月のセールス（WS予測）：任天堂ハードのセールス低下に歯止めがかかった模様

10月のNPDの確報に先立ち、Wedbush SecuritiesがNPDのプレビュー（同社予測値）を発表した。

Xbox 360：35万台（対前年同期比で8％増）
PS3：26.5万台（同6％増）
Wii：18万台（同22％減）
DSシリーズ：14万台（同59％減）
3DS：25万台


みらい的コメント

PS3とXboxは順当な成長なので、特にコメントなし。

Wiiの減少はQ2平均と同レベルであり、これまでの減少トレンドには一応の歯止めがかかっている。DSの59％減も一見悲惨に見えるが、Q2の落ち込みは68%と更にひどかったことを考えると、こちらも踏みとどまった。3DSの25万台も、Q2全体のセールス70万台だったことからすると、わずかに増えている。

ただし販売目標と比較するとかなり低調。例えば3DSの販売目標は通期で1,600万台だが、Q2までの累計は307万台。残り1,293万台を半期で売り切るには、クリスマスでの増加を加味するとグローバルで週販60万台程度が必要。従ってUSでの週販の目標は約26万台、月次では63万台程度となるはずだ（Q2でのUSのセールスの比率をこれに当てはめた場合）。つまり実績は目標の概ね4割弱だったということになる。

岩田氏自身も明言しているとおり、Q3は任天堂にとっての正念場。
10月はまだまだホリデーシーズン前哨戦にすぎない。来月、11月のデータこそ大注目だろう。


NS：IndustryGamers
http://www.industrygamers.com/news/xbox-360-ahead-of-ps3-in-october-as-battlefield-3-is-expected-to-lead-double-digit-sales-growth/