バーチャルリアリティー(VR)が復権する?
ソニーは3Dゲームの普及に熱心だ。
しかしそれと同時に、3Dをはるかに凌ぐバーチャルリアリティー(VR)の実現をもを目指している。
(http://www.eurogamer.net/articles/2011-06-28-sony-predicts-return-of-virtual-reality)
Mike Hocking氏(SCE Studios役員)は、ソニーが最近アナウンスしたVR用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使って、プレイヤーが完全なVRの世界でプレイできるようになる、と述べた。
「もう一点、VRについてお知らせできるのですが、これはまったくすばらしいものです。このHMDはCESで発表したものなのですが、これを使うと、80年代にVRが目指していたことが、ついに実現できるのです」
「HMDによるVRを実現するのに必要なものはそろっています。高解像度のディスプレイ機能もあり、それを高速で表示するだけの性能もあります。ゲーミングにHMDを使うことで、完全にゲームに没入するということは、そう遠くない将来に実現するでしょう」
「VRの世界では、自分の腕や銃が、その世界のものとして表現されるし、どんなアクションもとることができるようになるのです。実にすばらしいとはおもいませんか?」
このHMD、発売日はもちろん未定であり、技術仕様もまだ発表されていない。念のため。
Hocking氏は将来のVRについて語る一方で、拡張現実(AR)機能のあるコンタクトレンズについても言及した。これは、装着者の視界に各種の情報を、まるでターミネータのようにスーパーインポーズ(重ねて映し出すこと)することができるものだ。
「今研究開発の段階にあるほんとうにすごい製品が、どんどん世に出ようとしています。例えば、カメラとセンサーの機能を備えたコンタクトレンズをつけていたら、見るもの全てについて、ARを通じて便利な情報を表示させることができるのです。いかがでしょうか?」