「あなたは人にぶつかって謝るタイプ」ですか？
駅や通路、電車内など混雑した場所で人と接触した際に、
私は「ごめんなさい」と咄嗟に言葉が出ます。
（自分が悪くない場合でも、お互いさまですし）
逆に、謝られたときには「大丈夫です」など伝わる反応を返します。
狭い島国で近所付き合いをしながら育ってきた昭和世代までには、
至極当たり前のことです。
もちろん、日本だけのことではないですよね。
海外でも、人にぶつかったら「Excuse me」というのがエチケットですよね。
最近、
ぶつかったことに気づいていない
またはぶつかったことに気づいていても謝らない
相手に謝られてもリアクションせず無視するような人をかなりよく見かけます。
もうこれは社会問題なのではないかと思うくらい。
特に、20代までの若い方に多いような気がしております。
今日はオバサン扱いされる覚悟でお話します。
（オバサン世代も実は結構いますけれども）
なぜ、そうなったんだろうと、
その場面に遭遇するたびに考えるのですが、
いくつかパターンがあることに気づきました。
（あくまでも、個人的な推測の域のお話です）
他人や周囲に意識がいかない
音楽を聴いていたり、スマホに夢中だったり、
聴覚、視覚がふさがれていると、
自分の世界にこもりがちです。
電車内やパブリックスペースが、まるで自分の家状態になるのは、
ときに他人の迷惑につながります。
自己意識の低下、不足
自分がその場にどう存在しているか、
他人にどう見られているか、
邪魔になっていないかなどの意識が不足しているパターン。
よくあるのが、満員電車でリュックを背負ったままの人いますね。
また、ベビーカーを押しながら、人の足にぶつけてスペースを確保して乗車してくる親御さん。
あれは痛いです…
謝ったら負け
ここ数年特に見られる傾向ですが、
10代から20代にかけて顕著だと思われます。
実際に、指導現場でもリアルに耳にします。
ごめんなさいが言えないオトナになるのは、自分が生き辛いだけですね。
自分からぶつかってきたにも関わらず、逆に睨みつけられることも💦
知らない人との接点が恥ずかしい
これも若年層に一部見られる傾向で、
リアルな世界のコミュニケーションに慣れておらず、
特に見知らぬ人や年代の違う人に対しての耐性がまったくないタイプ。
謝らないと、と心では思っても
恥ずかしくてアクションが起こせないのでは…
人との距離感（密接距離・個人的距離・社会的距離）の違い
これは何かというと、
人は成人になる過程で、自分の身体のテリトリー（社会的距離以内）に見知らぬ他人がいることに
嫌悪感や違和感を感じる感覚があるはずなのですが、
あまりそれらに頓着しない世代が増えているようです。
満員電車で寄りかからないようにするのではなく、
見知らぬ人に対し、寄りかかって身体を任せても違和感がないような人も。
なぜなのでしょうか・・・
個人的には、統計を取ってみたいくらい気になっております。
皆さまはどうお考えになりますでしょうか
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