「自転車で来ちゃったのですが、どこか停めてもよいところはありますか?」
近所のとあるお店に伺った際の私の言葉です。
勝手に店先に停めても失礼かと思い、お声がけしました。
更にいうと、他に停まっている自転車には撤去の注意喚起が貼られていましたので、
念のためにという思いもありました。
お店の方は、
「うちでは駐輪場は設けていませんので」
という言葉でした。
私は「ではどこに停めておいたらよいですか?」と再度同じように尋ねました。
その答えは
「うちでは駐輪場は設けていませんので」
私からまた「では自転車はどうしたらよいですか?」
それに対し「そうですね~、うちでは駐輪場は設けていませんので」
同じ答えが3回
びっくりしました
そして、お客様の問題解決の手助けをしようとする姿勢も見られない。
確かに私が許可もなく自転車で行ったことが問題なのかもしれませんが、
もう乗ってきてしまったものは仕方がありません。
このやり取りの最中、そのお店の予約時間は刻々と過ぎていきます。
私は困っています。
しかしお店の方は、助け舟を出してくださりませんでした
・・・
結局私は、お店の前の極力邪魔にならないところに自転車を停めなおし、
再度お店に戻りました。
不満で心がいっぱいになっていたのは言うまでもありません。
いつもでしたら、ここで終わるのですが・・・
なんと今回のお話には続きがあります
そのお店にいる間中、他のスタッフの方が何度も、自転車が撤去されていないか
見に行ってくださっては報告をしてくださいました
クレームになりかけたエピソードが、嬉しかったエピソードにここで変わったのです
あとのお話がもしなければ、きっと再来店はなかったかもしれません。
今回は、接客は取り返せる、の巻でした