足裏重心の位置。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photographer】 Taka Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photographer】 Taka Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真


以前に勤務していたトレーニングジムで、
お客様がスクワットに関して
“上げる時はかかとであげるんだよ”
とおっしゃっていたのを覚えています。


それぞれその方の感覚というものがあると思いますが、
今回は足裏の重心の位置について。


ピラティスでもそうですが、
拇指球、小指球、かかとの3点でバランス良く立つのが理想
とされています。


では、どこが重心の位置になるのでしょうか。


これも人それぞれ色々意見があったりしますが、
私個人的にはざっくり言えば真ん中、
つま先とかかとの間、
という言い方をお客様にはしています。


厳密には真ん中よりもちょっとかかと寄りで、

くるぶしの下辺りを意識しています。


決して、かかとではありません。


スネの骨の下、とイメージすれば分かりやすいかと思います。


重心がつま先になると前腿を使いやすくなり、
腿が張って太くなったり、力みやすくなったりします。


逆にかかとになれば、身体の後ろ側に負担がかかりますし、
何より両方とも体幹に繫がらず、
ただ立っている状態になってしまいます。


つま先とかかとは連動して動き、
重心はその真ん中。


スクワットでも同じ事が言えます。


つま先寄り、かかと寄りにならないように、
重心は真ん中で足裏全体で上げる、
というイメージが一番理想だと個人的には思います。


意識を変えるだけで、
身体の使い方や感じ方が
また変わってくるのではないでしょうか。