ばーさー | フラーのエレキメンテナンス note

ばーさー

先日のアジ釣り釣行の出来事。

早々に良いサイズのサバが釣れた。

やったぁ!サバの大好きな方に差し上げられるかも?

って思ったら〆る事だけを考えてた。

サバを美味しく頂くためには時間勝負。

 

『サバの生き腐れ』って言葉があるように

痛むのも早いしアニサキスも居る可能性があるので

チャッチャと始めた。

 

まだ息のあるサバの腹を裂き

内臓を取り出した。

 

手の中でサバが痙攣した時、

「作業」としてなんの抵抗も無く

進めていた自分にドキッとした。

 

自分に置き換えれば、残酷ですよね。

 

でも、鶏や豚、牛だって同じ。

食べる為に殺されてしまう。

他の誰かにやってもらってるだけ。

 

生き物は、生きる為に食べなければならない。

そのほとんどの食べ物には命がある。

だからこそ少しでも粗末にしちゃいけないと思う。

 

『美味しく頂く為の処置』もその一つと思っていた。

 

でも、もう少し配慮が必要かな。

改めて時間と順序を考えなきゃ。

 

 

釣りは色々な事を教えてくれます。

 

あの時の

サバの目

動き

今は覚えているけど

直ぐに忘れてしまう。

人間はそんな生き物。

でも、また慣れてしまった時

きっと

『おまえ忘れてるぞ。』って

また魚が教えてくれると思います。

 

ゴマサバ

 

ありがとう

 

 

最高においしかったよ。