我が家の猫2匹は
兄弟猫という話なのですが
雄同士であるためか
育成環境に理由があるのか
どうもお互いへの身体的接触に
欠けるきらいがあります。

いえ、2匹とも
我々二足歩行生物に対しては
それなりに甘えてきたり
すり寄ってきたりはするのですが
猫同士ではあまり
そういうことをしない、という。

小さい頃に親元から離され
里親に可愛がられつつも
兄弟2匹で世間の荒波に
立ち向かって来たのだから
朝夕お互いに毛づくろいしたり
一緒に散歩に出かけたりしても
何も問題はないと思うのですが
どうもそういうベタベタしたつきあい
2匹とも苦手らしく。

「まあ私も親や弟妹と常日頃から
抱擁する癖はないからな。
妹と二人きりでお出かけなんて
思春期以降しようと思ったこともないし、
しかし別に妹と私が壊滅的に
仲が悪いというわけでもないし、
家庭が殺伐としていたわけでもないし、
こういうのは家それぞれだよな」

私の意見に夫(英国人)も同意して
「僕も弟たちと仲は良い方ですが
だからといって彼らを毎日
抱擁しろと言われたら困惑しますね。
お互いの身づくろいを
手伝うなんて正直真っ平です」

そんなわけで我が家の猫は
庭に遊ぶ時もそれぞれバラバラに出かけ
食事時も目を合わせず
どちらか片方が二足歩行生物に
撫でられているときは
その様子をじっと恨みがましい目つきで睨み
・・・あれ、うちの子たちは仲が悪いのか?

どうこの距離感


しかしそんな2匹がお互い寄り添い
じっと身動き一つしない、
そんな瞬間も時には存在するのです。

主に我が家の居間の
気温が低い時なんですけどね。

我が家の暖房の主戦力は
居間にある暖房なのですが、
薪の調子が悪かったり
風向きがおかしかったりすると
途端に火が弱くなってしまう。

そんな時、折悪く私と夫が
外で庭仕事などしていたりすると
室内気温はするすると下がってしまう。

すると猫たちは暖を取るために
お互いの間にある壁を
乗り越えなくてはならなくなる。

猫団子


猫2匹がくっつきあっている図。
個人的には非常に可愛らしいと思うのですが
当の猫にしてみるとどうもあれは
『好きでやっているわけじゃありません』な
非常事態措置であるようで、
その後しばらく妙に
憮然とした表情を見せているのでした。

俺らおっさん同士よ


まあ君たち、人間年齢に換算すると
40代のおっさんたちだものね・・・


今日は夫の『買い物話』を書くつもりで
これはそのいわば前フリだったのです

なんだか長くなったので
買い物話は後日に続くでお願いします

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