ここのところ連日

前回夫(英国人)の実家に

遊びに行ったときの話を

書き連ねておりますが、

よく考えたらあれは

6月上旬というかほとんど5月の

出来事でございましてね。


時の過ぎるのは早いものです・・・

とかそういうのではなく、

気がついたら私は今月また

ヨークシャーに

遊びに行ったりしておりまして、

正直夫の家族に関するネタは

まだまだいくらでもある状態なんですが、

どうなんでしょうこれじゃ

『スコットランドひきこもり日記』ではなく

『ヨークシャー変人一家日記』ですよね。


またそれとは別に

先日珍しく遠出してきた

イングランドのことも

ちょっと書きたかったりするんですよ。


夏休みを利用して英国にいらっしゃる

旅行者の皆様へ

微力ながらもお力になれればと!

最新の現地情観光報をね!

巨石遺跡ストーンヘンジの

入り口そばにある

アイスクリーム屋の話とか!


・・・いつものことですが

私は善意に基づいて行動しようとすると

必ずやる気が空転するんですよね・・・


とりあえず

イングランド観光情報シリーズは

(シリーズ化することを

自分の中でだけ勝手に決定)

8月にお届けしたいな、と思っております。


そのためこの夏は

多少時系列がおかしなブログに

なるかもしれません、

どうかよろしく。



スコットランドひきこもり日記-サンザシの花


そんなわけで本日は

マイケル・ジャクソンの話。


実は私はマイコーの

某東京ドームで開かれた

年末カウントダウン・コンサートに

行った過去のある女。


スーパーに山積みされていた

マイケル・ジャクソン追悼雑誌を

思わず買ってしまったのも

仕方ないといえば

仕方ない話ではありませんか。


(これは誰に対する言い訳なのだ)


まあ内容は予想通りといえば予想通り

お悔やみの皮を被った

ゴシップてんこもり総決算だったんですが

・・・それでもやはりマイケルは

スーパースターだったなあ、と・・・!


さて、日本にいた頃は

私も知らなかったのですが、

こちらのゴシップ雑誌の

品性の下劣さは日本のそれの比ではない。

特に有名人の外見に対する

悪意剥き出しの攻撃性には

唖然とするものがあります。


誰それが『太った』だの『痩せた』だの

『皺が増えた』だの『肌が荒れた』だの

『腋の下に汗染みが出来ていた』だの

そんなことが普通に雑誌の表紙に書かれ

読者の購買意欲を煽っているのだから恐ろしい。


世間で色々取り沙汰されてきた

マイケルの見た目について

この追悼号では

さすがにそこまで露骨な書かれ方は

していないのですが、

まあ当然のように

『マイケル、その変遷』みたいなタイトルで

彼の顔写真が年代ごとに

ずらりと並べられたページはございまして。


ゲ、ゲスだなあ・・・!


もちろんそのページを

舐めるように見てしまった私の心の汚れ具合も

相当なものではあることは認めます。

しかしそこでふと気になったことが。


マイケルというと

『整形のし過ぎ』みたいなイメージが

どうしても我々大衆の中には存在すると思うのですが

・・・こうやって写真を並べてよく見てみると

90年代以降の彼の顔の変化は

これは手術によるものじゃなくて

お化粧によるものなんじゃないですか?


「ど、どうしたの、マイケルっ?」

と思わず叫びたくなるような写真も

確かにある

(2003年に警察に撮られたものとか)、

あるのだけれど、ただこれは

単にメイクを失敗したときに

得意じゃない角度から

カメラを向けられてしまったことによる

悲劇なのでは・・・


多少真面目に

お化粧に取り組んでいる方なら

私の言いたいことが

わかっていただけると思うのですが、

どうでしょう。


アイラインは

入れっぱなしにしちゃ駄目なんだよマイケル!

あと口紅の色は

明るければいいってもんじゃない!みたいな。


鼻と顎の形は少なくとも

90年代からはそんなに

変わっていないんじゃないかな・・・

90年代後半から頬がこけたのも、

これは体重が減少したってのが

要因としては大きいと思う・・・


彼の肌の色については

それこそ80年代から現在に至るまで

様々な憶測が飛び交っておりますが、

これはたぶん『病気のせい』という結論が

今後確定するのではないかと

私は推測しております。


だとしたらこれまで彼の肌について

散々言いたい放題・

書きたい放題だった人々は

マイケルに対し

どうやって償ったらいいんでしょうね。


だってそれって結局

他人の病気を悪意を持って

揶揄・嘲笑したってことになるんでしょ?

この件については

自分の過去の言動を振り返って

私も反省中だったりするのです。


スターは孤高だといいますが、

彼は本当に色々な意味で

孤独だったと思うのです。


複雑な思いで雑誌を眺めておりましたら

夫が横から紙面を覗き込んできて

「・・・ねえ、僕はよく君のことを

お化粧をすると

マイケル・ジャクソンに似ているって

言っていたでしょ?(詳しくはこちら )」

「うん」

「僕の言っていたのはね、

『2005年のマイケル・ジャクソン』

のことですから」


お前という奴は・・・!


ちなみに記事の説明によれば

夫の指差した『2005年の

マイケル・ジャクソン』の写真は

『児童性的虐待疑惑裁判で

すべての件で無罪判決が下った』後に

撮られたものとのことで

マイケルはカメラに向かって

落ち着いた柔らかい笑顔をみせています。


「で、この写真のどこが私に似ているって?」


予想としては『優しそうなところ』とか

そういう答えが返ってくると思ったんですけどね。


「そうですね、まず口。

口も唇も大きいところ。

で、眉。この形と色。

あと頬が丸くて大きいのと、

額が広くて目立つのもそうです。

それと髪型も似ているかなあ・・・!」


何度も繰り返しますが

私は割と純粋なマイケル・ファンです、

ファンなんですけど・・・

夫にそう指摘されとてつもなく

微妙な気分になるのは何故なのでしょうか・・・



最近の私は割と本気で

マイケル・ジャクソンは

間違って地上に生まれちゃった

天使だったのではないか

とか思っているんですよ


いえ、私は仏教徒ですけどね


悪意とか嫉妬とか

世間の人々のそういう醜い感情を

彼は結局理解できなかったのでは、と

・・・変な話になってすみません


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