現在英国で

もっとも生き恥を晒している夫婦

それは間違いなく

ジャッキー・スミス内務大臣と

その夫リチャード・ティムニー氏。


・・・「もっとも生き恥を晒している」って

日本語としておかしいでしょうか・・・?

あれ・・・?


ともあれ。


英国の議員は自分の地元と

議会の開かれるロンドンとの2箇所に

住宅を構えることが多いのです。

そしてその『2軒目の家』に関しては

維持費を公費として請求できるのです。


ジャッキー・スミス氏は

ロンドンに滞在する際は

自分の姉妹の家に泊めてもらっていました。

経費削減に努める健気な議員のようでしょう?

しかし彼女はなんと

その姉妹の家を『本宅』として申請。

地元の自分の家を『2軒目の家』として、

2001年から2007年の間に

計11万6千ポンドの維持費を

公費として請求していたのです。


1ポンド=139円で換算して

約1600万円でございます。


ちなみに『本宅』とされている

ロンドンの家に

スミス大臣が滞在するのは

平均して週3回、

スミス内務大臣のご夫君と子供たちは

地元の家で生活しております。


それってどうよ?

ということに当然なりまして。


世論の怒りを背景に

彼女のこれまでの公費請求履歴が

調べられることになったんですよ。

まあここまではよくある社会問題じゃないですか。


そうしたらね・・・

スミス内務大臣ったら過去になんと

『ポルノビデオ視聴代:10ポンド』を

公費として請求していてね・・・!


そう、スミス内務大臣の夫が

こっそり観ていた有料アダルトフィルムの代金が

英国市民の血税から支払われていたのです・・・!

なおスミス内務大臣の夫は

大臣の議会補佐官の職にも就いていらっしゃいます。


こうしたネタが何より好きな英国マスコミは

これでもかと連日スミス内務大臣の責任を追及。


スミス大臣は即座に

『エロビデオ視聴代10ポンド』の

国庫への返却を宣言したのですが

当然世間はそんなんじゃ納得してくれず。


「ねえねえ、たとえば善良なる英国市民が

書類上のミスでうっかり10ポンド脱税するとするじゃん?

お上はそういうの、すごい問題視するじゃん?

下手したら刑務所にぶちこまれちゃうでしょ?

税金を納めなおします、って言っても

追徴金とか取られちゃう可能性もあるでしょ?

大臣は10ポンド返せばもうお咎めなしなの?」


たかが、と言っては

お金の神様に怒られてしまうでしょうが、

まさかたかが10ポンドで、

それもこんな情けない理由で問題視された10ポンドで、

一国の内務大臣が

政治生命の危機に立たされてしまうとは・・・!


なおスミス内務大臣の

お子様は現在10歳と13歳。


「自分の父親が母親に隠れてポルノ映画を観て

しかもその代金を国家に不当請求した」

という事実に向き合わなくてはならない

10歳と13歳の男の子たち。

どれだけ不憫なんでしょうか。

しかも全国民がその事実を知っているというこの状況。

冗談抜きでこの子たちには

行政のサポートが必要だと思います。


スミス内務大臣はこれまで

青少年の非行問題について

積極的に発言をしてきた人なので

そういうことの重要性に

気づいてくれているといいのですが・・・


というわけで、

もしも生まれ変わるなら

草なぎ君とスミス内務大臣と

どっちを選ぶ?と問われたら、

それは躊躇なく

草なぎ君だったりする今日この頃です。


迷惑をかけた近所の住民と

お世話になった警察署に

菓子折りを届けて謝罪して、

カメラの前で涙を流せば済むことじゃないですか!

誰かスミス内務大臣に

この騒動の『落としどころ』を教えてあげてよ!


ま、これを機に

英国議員の公費乱用に

国民の目が向けられたのは

いいことだとは思うんですけどね。


・・・私がスミス内務大臣だったら

まず第一に離婚に踏み切るな、

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彼女が金に汚い政治家だってことは

すでに明らかなわけですが、

でもさ・・・配偶者にこれをやられちゃ

人間たまったもんじゃないと思うんですよ・・・


なおこの話しているときに夫(英国人)が

「でもさ、これまでの報道を見て

我々が一番気になるのはさ・・・」

「当然!ティムニー氏が観ていた

ビデオのタイトルと中身だよな!」

「・・・君は何を気にしているの!」


えっ・・・絶対そこだと思ったのに・・・


それにしてもとても気になる

早くタイトルが明らかになりますように


・・・私って心底ゲスですね、どうしましょう


スミス内務大臣のニュースの

詳細が知りたい!という方はBBC