2008年、

私はパイ皮との死闘を繰り広げてきました・・・


ビーフパイを作れば

「これはパイではなくビスケット」的

変な四角い物体 を作ってしまい・・・

アップルパイを作れば

「ごめんなさい、何か噛み切るのに

努力が必要なんですけど?」という

恐るべきスイーツ を完成させてしまい・・・


しかし私はとうとう先日

サクサクのパイ皮を作ることに成功しました!


スコットランドひきこもり日記-どうだ!


見事なり!


そうそう、ビーフパイってこういう食べ物!

やはり今までの

パイ皮を咀嚼する際に

気合とコツを要したアレは失敗作だった!



スコットランドひきこもり日記-食べられない味じゃないんですけど


・・・失敗作の例

この硬派な外観から察して欲しい強度です


「やったね、妻!

これは満点合格ですよー!」

と喜ぶ夫(英国人)に

「じゃあこれで及第、

もうしばらくパイは作らないね」

「・・・え・・・何故ですか」

「え・・・我々の皮下脂肪を見て

貴方はそれこそ何故

なお、そんな疑問系を口に出来るんですか・・・?」


やはりさ、冷静に考えてさ、

パイはヘルシー・ダイエット・フードじゃないんですよ・・・


ちなみに上の写真、

パイに突き刺さっている変な鳥は

通称「ブラックバード」と申してですね、

パイをオーブンで焼く間

あれをパイ生地に突き刺しておきますと

中の肉汁が外にあふれなくて済む、という

優れものクッキング・ツールなのです。

去年のクリスマスに

サンタクロースからいただいた品です。

英国でパイ作りをする人は

たいてい所有している道具らしいです。


ただ残る唯一の問題は

確かに今回私のパイ作りは

まがうことなき大成功だったんですけど

・・・どうして問題なく調理が完了したのか

そこのところが本人にも謎なんですよね・・・

次回またパイを作るとき

何にどう気をつけたらいいのか

まったくわかっていないという・・・


パイ道は奥が深いのであります。



生地をこねるときの

室温の低さとかが関係するのかな、とは

うっすら思っているんですけど、の1クリックを


スコットランドひきこもり日記-お願いします


しかしなあ・・・

私はきんぴらとかガンモドキの煮つけとか

「日本の主婦のお惣菜」が得意な

中年女性になるものとずっと信じていたのになあ・・・


パイってどうよ、本当に・・・