ゴールデンウィークは２９、３０日と５、６日が休み。暦と関係ない仕事をしていると、家族にはハナから旅行などアテにされていないので、我が家に大型連休の恩恵など微塵もない▼それでも、せっかく休みならと計画だけはする。昭和の日の２９日は以前から神宮に阪神を応援に行きたい希望があった。が、長男の少年野球のスケジュールが丸一日練習だったので消滅した。ならばと希望を伝えてきたのが長女で、水族館に連れて行ってほしいとのこと。というわけで、野球がグラウンド不良で中止になった長男も参加し、本日は子供２人と池袋のサンシャイン水族館に遊びに行ってきた▼長女が小学校に入ったことで、電車賃が子供２人分かかることを初めて実感した。水族館の入館料は、これが大人１８００円もする。子供２人分を含めると３６００円。イルカのショーもないビルの上としてはちょっと高い。しかも、狭いから１時間もあればすべてが見終わる。これなら上野動物園のほうが…家計も時間も不況にやさしい気がした▼それでも、４年ぶりの水族館では新たな発見があった。珍しい魚たちに無邪気に駆け寄る長女に対し、長男はその名前や生息地を熱心に読み込んでいた。さすがは４年生。おそらく最も熱心に水族館を楽しめるのがこの年代なのだろう。新鮮な感動を知識として取り込める吸収力に、親としてはただただ感心するばかり。子育てしかり、デートしかり、やはり「水族館は人を観る場所」である▼帰りには、ちょっと遅めのランチ。池袋での私のお気に入りといえば「三浦のハンバーグ」。なんと本日２９日は「肉の日」ということで５０㌘増量OKという、とんでもない日だった。３人でハンバーグ計５５０㌘とカニクリームコロッケ２個と目玉焼き２個とライス５杯を食べ、お会計は２６４０円。これは超お得（！）。膨れたお腹を引き摺りながら、池袋の雑踏の中を勝ち組気分で３人で闊歩した▼夜は、もちろん虎。夕飯どころじゃない我が家では留守番の奥さんだけが腹をすかしていたが、そんなのお構いなしに虎観戦。奥さんは熱烈なヤクル党なので複雑なカードではあったが、ヤクルトが初回に３点を先制し、家庭円満なムードで試合が進む。中盤に阪神が逆転。奥さんの顔が険しい。それでもヤクルトが９回裏無死三塁と攻め込んだので、最後まで我が家はハラハラドキドキを満喫できた▼魚に始まり、牛＆豚（合い挽き？）・蟹・鶏と食べて、締めは虎と燕。パパの総額７０００円の、GWならぬゴールデンデーは、六甲おろしの大合唱で笑顔で幕を閉じたのだった▼あすは昼間は「馬」を、夜は「虎」を頑張ろ～っと。