入試科目の「一般常識」の対策について | 看護学校 社会人入試・一般入試 受験情報 スコレー・アスコルーのブログ

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一部の学校では、社会人入試などを中心に「一般常識」という入試科目がある場合があります。

その中身は、国語の漢字や四字熟語、ことわざなどから始まり、つるかめ算や流水算、濃度計算のような簡単な計算問題、衆議院の定数といった政治経済、理科の地学分野など、多岐に渡ります。英語や数学といった一般科目とは異なり、全科目の総合問題と考えておくとよいでしょう。さらに、時事系の出題があることもありますし、TPPやWHOといった略語の知識もよく問われます。

例えば、国連関係の組織の略称はよく出題されますが、主なものだけでも、下のリストのようにたくさんあります。(これは一部であって、実際はもっとあります。)

国連貿易開発会議(UNCTAD)
国連開発計画(UNDP)
国連環境計画(UNEP)
国連人口基金(UNFPA)
難民高等弁務官事務所(UNHCR)
国連児童基金(UNICEF)
世界食糧計画(WFP)
人権理事会(UNHRC)
エイズ合同計画(UNAIDS)
食糧農業機関(FAO)
国際労働機関(ILO)
国際通貨基金(IMF)
国際海事機関(IMO)
国際電気通信連合(ITU)
教育科学文化機関(UNESCO)
世界保健機関(WHO)
世界気象機関(WMO)

こういった知識を問う問題は、知っている問題なら5秒もかからずに答えを出すことができます。でも知らないとどうにもなりません。

国語から時事問題まで全分野をまんべんなく勉強するのは大変です。効率的に勉強しようと考えるのなら、一問一答式で、基礎的な知識を頭に叩き込める参考書や問題集を使い、昼食後の仕事再開までの空き時間など、時間が取れるときに、ぺらぺらと流し読みしておくとよいと思います。

おすすめの参考書や問題集というほどではないですが、大きめな書店の就職本コーナーにある、「一般教養」というタイトルの問題集などは、一冊購入しておくとよいでしょう。就職試験対策では定番の「高橋の就職シリーズどは、看護学校受験の「一般常識」対策にも活用できます。

「一般常識」というタイトルの本はたくさん出版されていますから、紀伊國屋や丸善のような書店で数冊読み比べ、自分に合いそうなものを選ぶとよいでしょう。

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また、首都医校のように、試験問題がSPIというところもあります。こういった学校を受験する方は、一般常識と同様に書店の就職本コーナーでSPI対策の問題集を購入するとよいでしょう。

過去問を取り寄せることが出来る場合は、過去問をチェックして、どのような対策が必要か考えて、利用する参考書を選んでくださいね。