◆厚木看護専門学校 第一看護学科<社会人入試>
出願期間:平成26年9月1日(月)~9日(火)
1次試験:平成26年9月16日(火)/国語
2次試験:平成26年9月29日(月)/面接
◆願書・個人調書について◆
入学願書とともに提出する個人調書の裏面の記入項目は「看護師としての志望動機」「自己評価と自己の課題」「入学への準備状況」の3点。「看護師としての志望動機」はとくに説明する必要はないだろうから他の2項目についてチェックしておきたい。
・「自己評価と自己の課題」
ここは「自己PR」のようなものだ、と考えてよい。ただし、「自己評価」と「自己の課題」のそれぞれの中身がはっきりわかるように述べておく必要がある。具体的には、「これまで社会体験を通じて身につけてきた○○には自信があり、看護の仕事にも十分に活かせると考えています」といったような自己PR的な内容が前半の「自己評価」にふさわしい。後半の「自己の課題」のほうでは、「これからしっかり学んでいきたいこと」などを述べ、看護師を目指す意気込みを示しておけばよいだろう。
・「入学への準備状況」
この項目はおそらく、これから3年間じっくり学業に専念できるかどうかをチェックする趣旨で設けられているのだろう。「経済的に問題がない(相当期間の学費・生活費は蓄えてある)」「家族など周囲の人々の理解を得ており、協力してもらえる状況が整っている」といったことを述べておくのが自然だ。
その他もろもろの注意点については以下を参照していただきたい。
http://scholeascholou.web.fc2.com/contents_261.html
◆試験問題◆
1次試験(現代国語)について。
願書とともに送られてきた過去問を見た人はわかると思うが、この学校の社会人入試・国語の問題は例年、きわめて特異なスタイルだ。最初に漢字の問題10問がまとめて出題される。それに続く読解(系)問題では、「想像してください」「予想してください」といった設問に見られるように、類例のほとんどないタイプの記述式問題が大量に出題される。
完全な正解がない、というタイプの記述問題だ。始めてみた人は、間違いなくびっくりするだろう。受験を志望する人は、最新の過去問にじっくり目を通し、本番で、どのような出題があっても、慌てないことだろう。自分が驚くということは、周囲の受験生もみな驚いている。条件はみな同じだということを忘れて舞い上がらないように。
なお、「自由に想像して書く」タイプの答案は、意外と時間がかかる。小さい小論文がいくつも出題されるようなものだからだ。国語の問題に答えるというより、むしろミニ小論文を大量に答えるつもりでいる方がよいかもしれない。試験当日は、時間配分にもしっかりと気をつけよう。
2次試験(面接)について
面接試験は、1:3の個別面接方式だ。質問される内容は、看護師の志望理由、学校の志望理由、社会人時代の経験(社会人として学んだもの、看護に活かせるもの、人と対立した経験など)、学校についての認知(学校の特徴、教育目標など)、オープンキャンパスの感想など、比較的オーソドックスなものが多い。ただ、面接時間は結構長めで、20分くらいになるので、しっかりと準備してゆくこと。