23日浅草公会堂 ドナルドの目を救って下さい! | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

mamakoi

毎週土曜日、羊毛加工部門は、原毛を洗う仕事で忙しい。この部門を仕切っているのは、

ママコイことルーシーさん。3人の子どもを持つおかあちゃんです。

 

「天台宗東京教区の一隅大会では、今年もマトマイ二の会として出店が決まりました。」と、浅草の金蔵寺ご住職の藤田泰道先生から、嬉しいメールが届いています。

 

毎年6月には、浅草公会堂において、天台宗東京教区主催の「一隅を照らす運動 東京大会」が開かれ、その会場でマトマイニの活動紹介と、フェルトアニマル販売が行われます。

 

以前、ナイロビ日本人学校で教鞭を執っておられた藤田先生・いずみ夫人の周りには、行事の度にボランティアとして駆けつけて下さる方々がおいでになり、「マトマイニの会」として支援して下さっています。

 

大きな声援を受けて、工房のママ達も、品質向上に取り組んでいます。アニマルの種類も増えました。

 

ここケニアの6月は、イスラム教のラマダン月に当たり、テロの脅威が増し、特に警戒するように注意喚起が出ています。

 

しかしながら、ママ達は、何とかして今夜の夕食のトウモロコシを用意しなければなりません。明朝子どもを学校に送り出さなくてはなりません。フェルトアニマルの売り上げには、切なる思いが込められています。

 

どうぞ、気軽に立ち寄って、アニマルを手に取ってみて下さい。ママ達が懸命にドゥンガドゥンガ(チクチク刺すこと)している姿が浮かんで来るのではないでしょうか。

 

 

 ご案内

第46回 一隅を照らす運動 東京大会

日時:平成28年6月23日(木)正午開場・午後1時開会 入場無料

場所: 浅草公会堂

法要: 導師 輪王寺門跡 寛永寺住職  神田秀順 大僧正

天台宗東京教区寺院他

講演: 演題 「比叡山の修行と伝教大師の御心」 

宮本祖豊師 比叡山円龍院住職 比叡山居士林所長

 

**同会場で、フェルトアニマルの即売が行われます。ご自由にお気軽にどうぞ!

 

** 今回は、特別ご支援のお願いがあります。ドナルドの目を救って下さい。

マトマイニのドナルド(推定17歳、セカンダリースクール2年生)が、「円錐角膜」と診断され、今、手術しなければ、両目の視力を失ってしまうと言われました。眼科で最も権威のあるライオンズ病院で手術を受けます。ライオンズクラブが開設したこの病院は、開設当初は孤児院の子は無料で治療していましたが、後に他の私立病院と同じになりました。

 

ケニアには保険制度はありません。手術代は日本円で15万円ほどですが、手術後も何回も通わなければならず、今後、いくら費用がかかるかわかりません。

 

ドナルドの話は、またあらためて書き綴っていくつもりですが、バザーの売り上げは、ぜひドナルドの目のために使わせていただきたく、前もってご理解とご協力をお願い申し上げます。