国勢調査 | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

マトマイニ・チルドレンズ・ホーム-国勢調査

マトマイニを夜の8時に出て、この後も10時まで調査を続けると

いって去って行った。ご苦労さん。


ストでスタートが遅れた国勢調査が、2日後にマトマイニにやって来た。


聞き取り調査は私から始まった。名前、年齢、国籍、学歴を始め、様々な質問をする。家畜の数まで聞く。滞在中の暁子さん、茉理奈さん、訪問客である福岡YMCAの齋藤先生グループの名前と年齢も記録する。


私が終わって、あとは宿直のモニカにバトンタッチした。モニカが、子ども達や外出中のマーガレット、アン、ポールの代わりに答えた。所要時間は、私が50分、モニカが1時間。マトマイニで2時間近く費やしたことになる。


お客様を含めたマトマイニの人口はわずか30名。その調査に3人がかりで2時間!この調子で調査が進むとしたら、ケニア全土約4千万人対象の国勢調査が終わるのはいつになるのか、想像がつかない。スラムやサバンナでは、どうやって調査するんだろう?


調査は月末で終了するそうだ。調査結果はやがて厚い本になって発行されるが、内容はあまり信用できないなあ。