★スピリチュアルカウンセラー乙姫のブログ★-110502_1851~01.jpg

私はミュージシャンではない。音楽家でもない。ただただ、それらを与えられたとある人物の体感が移ってきたので、不思議ちゃんでも何でもいいからとにかく書く。

音楽を自らの身体や五感を伴って体感しながら演奏、又は発する事が出来る人達は、プロアマ問わず沢山居るだろう。ボーカルはその和音が調和した瞬間、例えどんな世界中の見知らぬ相手でも、心を全開に出来、相手との音交?を魂と細胞のひとつ残らず快感を感じる事が出来る。
ギターやドラム、ベース、ピアノ、管楽器、木管楽器、バイオリン、全ての音を奏でる全ての使い手たちが、その楽器を極限まで音色を磨きあげ、最高の域に達したとき、魂の震えと鳥肌が演奏者をひきずりまわす。

引きずり回されると言うよりは、自らそこへ全身をダイブさせて潜って至福の快感を感じようと時間も回りも見えなくなるほどに3次元と違う次元の間辺りを意識は上がっていく。

それらを得るためなら、どんな3次元の不条理にも耐えられるし、又は、その逆に3次元世界で起こることがそのダイブ出来ない理由になったとしたら、こんなに暴れまくるものなのか?と驚くほど抵抗し、快感を取り戻そうとする。

私は疑似体験しか出来なかったが、それが日常の全てとなったとき、その人達は交互に行きまくるので3次元では浮く。存在が。

それはドラッグとかセックスとか成功者とか名誉とか、感謝とか全ての快感を超越した麻薬なんかよりももっと厄介な物であり、それをそれを知ると全てが変わってしまう。

人間が変わるし、周囲も変わる。感覚とフィーリングを重視し、周りが全く興味も無くなり見えなくなる。

雨音かと思ったら、大歓声で、あの最高の音を出しきれた時にざあーーっと降った雨音の調べの拍手と歓声を体験してしまったら、暫くは還ってこれない人もいるだろう。

それを享受出来るのは一握りの天才。

神に選ばれたもの。、カリスマ、だ。

私は普通で良かったと、その超絶体験を移されたときにしみじみ思った。
あれは人間が人間でいられなくなるちょっと危険な感覚だ。

ちょっとでもその快感から外れようものなら、物凄い怒りと憤慨と自己否定が足元に漂い始め、それらをじたばたと踏みつけたくなる気持ちが分かった。ミュージシャン達は、自分の事しか考えられなくなってしまう。それはこの超絶な調和の快感を知ってしまったらやむを得ない事なのだろう。

って、移す前に、せめて一言「今から行くよ?用意はいいかい?」くらいは欲しかったぞ!!苦笑

乙姫☆