今日は全日空ホテルでパーティーがありました。


このようなものが出てきました。


まず、「世界三大珍味を織り込んだオードブルの饗宴」。 フォワグラ、黒トリュフ、キャビアが少しずつ使ってありました。 よくある普通のオードブルです。




次、「冷製マスクメロンスープ ポルト酒風味」。 ポルト酒の風味がよわく、メロンの汁を飲んでいるような。。。



「オマール海老と帆立貝のフリカッセ 甲殻類の二種ソース」。 海老の殻で作ったアメリケーヌソースは大好きです。 パンに付けて食べました。



「国産牛フィレ肉グリエ レーズン入りマデラソース」。 本当によくあるメニュー。 「国産牛フィレ肉」。




「新鮮サラダ香草風味 クルミ油入りドレッシング」。 これ、写真取り忘れ!!


デザートは、「パティシエお勧めの彩り豊かな特製デザート」。 ティラミス、ラフランスなど。。。



という感じです。 普通に、普通に美味しいのですが、ホテルでいつも思うのは、「ドラマ」がないということです。


ま、予算やパーティーの趣旨にもよるのでしょうが、平均的、万人向け、普通に美味しい、ですが、「わー」という感動がないんですね。 だから、普通に美味しく食べて終わり。 食べることを楽しんだ実感がないんです。


私の店では、「感動」「ドラマ」「驚き」「わー」がある料理を提供したいですね。


トム・ピーターズというコンサルタント、学者が好きでよく読んだンですが、彼が「ワオファクター」という言葉を使ってました。 「ワオ」は英語の「ワーオ!」ですね。 そういう、「ワーオ!」と思わず声の出る要素が、売れる商品には必要だというのです。 料理にも絶対に「ワオファクター」が必要です。