カルシウムとマグネシウムを含む珪酸塩鉱物で、角閃石グループの1つです。
繊維状結晶で、真っ白く、キラキラして見えます。また、幾分赤みを帯びているように見える欠片もあります。
今回蛍光鉱物として入荷したものは、ニューヨーク州のMalmartという地域で産出されるものです。
長波・短波で鮮やかなピンク色に蛍光します。
この記事にて、先に「透閃石」としていましたが、直閃石の間違いでした。ただ、やや(といってもほんのわずかですが)ピンクがかっているようにも見えるので、入荷時に付いていたラベルは直閃石でしたが、透閃石っぽいと思っていたための間違い。
ちょっと暗い部屋で撮影したので、あまりきれいに撮影できていない1枚。
こちらは販売分。昼間の自然光下で撮影したもの。
真っ白で繊維質結晶がキラキラしています。
長波では昭和30年代のセルロイドみたいな色です。
写真でみるより、肉眼では鮮やかなピンク色をしています。
結構ちゃんとしているデジカメなのですが、最近は万華鏡の写真などもスマホのほうがきれいに撮れるみたいで、この透閃石の写真もスマホのほうが、肉眼に近い色で写すことができました。
短波。
こちらはデジカメでの撮影です。
今回の長波・短波での色の違いは長波が可視光に近いため、長波に含まれる可視光の中でも紫、藍色、青色の波長が混ざっているからかなと思います。
販売分の自然光下の写真は上の集合写真と、下の写真がG。
以下はブラックライト長波照射時。
箱のサイズが4cm角です。
A
B
C
D
E
F
G