こんにちは!さぁやです。
7週間行き詰まっていたフリーダイビングのトレーニングは、カチッと何かが当てはまったみたいにコツを掴み、ずっと立ち止まってた30mを突破する事が出来ました。
「こんなに気持ち良いダイビングは初めて!!!」
とものすごく感動しました。
今まで集中出来なかった
フリーフォールという不思議な時間を味わう事が出来たのです。
私たちフリーダイバーは一生懸命泳ぎながら潜っていくわけではないんですね。
深度20mくらいから
フリーフォールに入っていきます。
フリーフォールとは??
簡単に言うと何もしなくても沈んでいく状態です。
photo by Kalindi
Free diver /Sofia Gomez
深度が深くなると私たちの体の中の空気は水圧によって小さくなるので、浮力が生じなくなるのです。
体の力を全てぬいて、重力に任せてただ沈んでいきます。
この時私は目を瞑っています。
※マスク(ゴーグル)もしていないので、目を開けてもボンヤリしか見えません。
自分のマントラを唱えながら、完全に瞑想状態に入っていきます。
水の流れが顔に当たり、スーーーっと進んでるのは感じるのですが
まるで空を飛んでるかのようなのです。
私がフリーダイビングを始めるきっかけとなった、福田朋夏さんがテレビで言ってた言葉
Free diver /Tomoka Fukuda
「海に溶けていくような感覚」
まさにその通りなのです。
これが本当に気持ちよくて、神秘的で凄く感動するんです。
苦しい!!
とか
怖い!!
と思うと本当にそうなります。
リラックスしてると怖くも苦しくもないんですよ。
もしネガティブな事を思いそうになった時は、バハマで朋夏さんが言ってた言葉を思い出します。
「私は潜ってる時、世界で1番安全な場所にいるんだって思うの」
その美しくて優しい言葉を思い出すと、自分の中にあった恐怖とか緊張とかが無くなるんです。
あー、私は大きな海に包まれてるんだ。
って平和な気持ちを取り戻せるんです。
多くのフリーダイバーはこの神秘的なフリーフォールの魅力の虜になっているんですね。
私もフリーフォールをリラックスして味わう事が出来るようになってから、どんどん深度を伸ばし、50mの深さまで潜ることが出来ました。
あまりにその瞑想状態が気持ちよくて、50m地点にあったボトムプレートに頭をぶつけてしまいました笑
ぶつけてビックリして、「あ、水面まで戻らなきゃ」って普通の意識に戻ったんです。
ずっとずっと憧れてた50m。
その数字も嬉しいのですが、そのダイブを心から楽しめたことが何よりも嬉しいです。
気持ちの良いって思えるダイブは本当に最高なんですよ〜!!
また潜りたくなっちゃう。
ありがとうドミニカ国。
ありがとうブルーエレメントとサポートしてくれたみんな。
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