暴走気味だろう、最近の子育ては。
子ども主体ではなく私(母親)の快楽主体の育児。
自然派もお受験ママも一緒だからね。
母親の欲望を満たすことに主眼がおかれている。
当の母親たちはそう思っていないと思われる。
母親たちは「子どものため」と主張する。
時短コンビニ育児も手抜きに見えるし
実際に手抜きなのだけど悪いことはしていない、
でも良いことじゃないとはっきりわかるが、
はっきり悪いことをしてるわけじゃないから
どこが悪いの?と言われると何も言えない。
幼稚園のお弁当にコーンフレークを持たせるとか。
この本を読んで強烈に印象に残ったのは
著者が大晦日のディズニーランドで出会った母親たち。
寒い寒い大晦日の夜のパレード。
母親はミッキー!と熱狂するなか
子どもは冷たい冷たいコンクリートの上で寝ているという。
オリエンタルランドに問題があるのでは?
夢の国?!誰にとって?
夜の子連れは禁止にするとかどうでしょうか。
これはもう虐待だろう。
是非写真付きで記事にしてほしかった。
母親にやさしい世の中は素敵なことだけれど
母親をスポイルするのは違う。
紆余曲折を経て世の中が「やりすぎだな」って思って
ベクトルが逆に振れて行きつ戻りつして
いい世の中に少しずつなればいいなと思う。