人と比較して、自分をダメだと思う人へのアプローチと問いかけ | さわとんのブ〜ログ。今。

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5年半のうつ病、マンション最上階からの飛び降り、大腸全摘出、、、その後カウンセラーとして起業し、気づけば早10年。。「ありがトン(サンマーク出版)」、「人生をやめたいと思ったとき読む本(東洋経済新報社)」等の著者さわとん(澤登和夫)が、今、思うこと。今。

Vol.2144
      

 
ぼくさわとんが相談を受ける方、

講座を受講する方の約8割の方は、

笑顔が素敵で人当たりがよくて、

周りからの評判もよくて、

人のために頑張ってるタイプの方。
   

 
でも、、長い間なんかモヤモヤして苦しんでる。
人と比較して自分をダメだと思ってしまう。

 


    
 


そのような方と1、2時間お話して
多くの場合共通することは、、
   
    
「自分が、今、何を感じているか」
を感じるアンテナが立っていない。
  
 
あるいは
「自分が、今、何を感じているか」
がわかっていても、無視している。
    
 
  
そして多くの場合、
 
「自分が今、何を感じているか」
 
よりも
 
「人からどう思われるか」
 
が、無意識にかなり優先されている。
   
  
 
「認められたい」
  
が強くて、
 
「認められなければ、自分はダメだ」
  
「がんばらないと、認めてもらえない」
  
「評価されないと、自分はダメだ」
 
っていう考えが
無意識に蓄積されてる。
 
 
親やトラウマの影響など
小さい頃から根付いていることも多いんだけど、、
  
     
 
さわとんの場合、
そんなときどこにアプローチするかというと、
過去を深く見つめることはあまりせず、
   
   
「自分が今、何を感じているか」
    
  
とにかくここにフォーカスする。
  
 
今、
話していて
お茶を飲んでいて
Facebookを見ていて、
  
ここちよいのか、
おだやかなのか、
楽しいのか、
ザワザワするのか、
人と比較するのか、 
自分もがんばらないとと思うのか、
不安を感じるのか、、
 
複数であれば
特にどんな気持ちが強いのか。。
 

これをひとつでもいいから
丁寧にやる。
   
 
一瞬の感情について
1時間以上かけてでもやる。
    
    
一人だと最初は大変だし
一人だと気づかない感情もあるので
最初は一緒にやる。
  
 
慣れてきたら
自分の感情を意識して日々過ごす(のを見守る)。
 
     
 
こうして、
たったひとつのことでも、
たった数秒の瞬間でも、
自分の奥底で思っていることに
近い感情をキャッチできたら、、
それは大きな一歩。 
  
 
そこからは
一気に変わる人もいれば
じわりじわりの人もいるけど
変わっていく。 
行動も変わっていく。
    
自分でも変化を
感じられる。
  
比較してしまう自分を
「今、比較してるんだな」
と素直に受け取ることが
できるようになる。
   
穏やかになっていく。
 
「認められたいから」
じゃくて素直に 
「人のために」って
思えるようになる。
   
 
 
一番効果的な問いかけのひとつは、
   
  
「今、もうひとりの自分が
 こころの奥底にいるとしたら、
 その子は今、何を感じていますか?」