元夫の母は別に同居する必要はなさそうなくらい元気で、寂しくない環境にいました。
元夫の方が自立出来なかったのでパラサイトしているだけだと思っていましたが、やはりお姑さんにも、同居にこだわる理由があったのでした。
お姑さんの下には3人の妹がいて、とても仲良しなのですが、どうもお姑さんは激しくライバル心を燃やしていたようなのです。
妹たちはみな良縁に恵まれてなかなか安定した生活をしています。
お姑さんだけが、兄弟の中で連れ合いを早くに亡くしてしまっていました。
親戚中でお姑さん一家をサポートしていて、感謝もしていたようでしたが、かなりあからさまにヒガんでいたようです。
たとえば、すぐ下の妹(次女)は、土地持ちの夫、しかもなかなか成績優秀だったようで、本人は栄養士の資格をもっています。
「次女はインテリなんですこし冷たいところがあるんだろうね、息子が嫁さんに出て行かれたのも、嫁いびりしたからなんだ」
と私に説明します。
3女はやり手の自営業社長と結婚して、夫婦仲は良いのですが躁鬱病になり、薬を服用しています。
「三女はあの病気のせいで長男夫婦と次男夫婦に絶縁されてるんだ、旦那もワンマンだからいけないんだよ」
と嬉しそうに言います。
4女は優しいサラリーマンの夫に嫁ぎ、子供は二人とも大学卒です。(親戚ではこの子達のみ大卒)
「4女はヒマすぎて心配性で過保護だから、子供達は勉強ばっかり出来ても結婚は出来ないんだ」
と言いきっていました。
他にも兄の嫁さんにもかなり確執があるらしく
「嫁さんは大事にしなきゃ、弱ったとき嫁に仕返しされるんだ、ウチの母が義姉さんにされたように」
とことある事に言っていました。(怖)
全て原文ママ、誇張なし(爆)聞いていて背筋が寒くなりますー(涙)
どうやら「良い結婚したと自慢?しているけど、子供の出来はウチの方がマシ」「私は(早死にされて)夫運が悪かったけれど、惨めじゃない」という事がお姑さんのアイデンティティーを支えているようなのでした。
これを形に示したいがために、兄妹全てがなしえなかった(!)「嫁とうまくやる」を実現したかったようです。
特に兄嫁は嫁姑で苦労して学習していたので、同じ敷地内で二世帯という作戦に出て(笑)それなりに成功していたために、「同居で!」というのはもはや外せない悲願の条件だったようです(迷惑)
しかし…一見とても仲良くしている兄妹のことを家ではこのように呼ばわることを隠そうともしないお姑さん、思いっきり無意識なのでしょうが、子供の頃からこんな裏表を見せられたら、なんだか教育上良くないような気がします…。
私の母もかなり裏表がありましたが、人の悪口はさすがに慎んでいましたよ(笑)
とゆーより他人はどうでもいいほど自己中心だったのですが(爆)
私は嫁いでいきなり「先入観過多」の人物紹介をされてしまったので、この親戚達とどのように付き合って良いのか混乱しましたよ(笑)
だって裏では私に悪口を聞かせるって事は、迂闊に仲良くしたらお姑さんは不愉快だと言うアピールなのかも知れないし??
同居していくうちに、明るくて社交的なお姑さんが実は近所付き合いをほとんどしていないことが分かってきました。
親戚同士で固まってい過ぎた事も原因だったのでしょうが、どうもお姑さんは、ご近所からやんわりと嫌われていたらしいのです!
さらに続く!(笑)