ガラ劇「メィル」終焉。
改めまして、ガラ劇「メィル」ご来場くださった皆様、新たに沢井彩華を知ってくださった方々、共演者の方々、関係者の皆様ありがとうございました。
まず初めに無事に終えれた事が本当に嬉しいです。
今回左右に高さ60センチの大きい穴が2つ空いていてそこを縦横無尽に役者が飛び回ったりしていたので絶対誰か怪我する( ゚д゚)と怖かったのです!実際私は左足を去年の夏に痛めてるのでもはや痛いのですが、痛いのが通常だしもはやあまり気にしなくなってます笑
ただ踏ん張らなきゃいけない時にふらついてしまうのでそこだけ困ったもんだ(´・ω・`)となってました笑
見てくれた方はわかるように今回ガラ劇では珍しくかなり動く役をいただいてました!
パパゲーナ!幼女で乞食でした🐻
なんか舞台上で軽くオペラも歌いましたww
あの沢井が?!そんなバカな( ゚д゚)な感じでしたww
意外とソプラノ出るのでガラさんや他の共演者には声綺麗だと言われて嬉しかったです笑
今回の役はとても楽しく、いい意味で何も考えずに肩の力抜いてやる事ができました☺️
共演者の先輩や見てくれた先輩方にも
今回みたいにどんな役もできたらいいねってゆってもらえたし、とても自分自身にプラスになった役でした。
見てくれた方達に可愛いとゆってもらえて、この役が愛されてよかったなと心底思いました。
こーゆう役をやってる時の私は楽屋でも賑やかだし(本番前は静かに台本読んでるけどw)
普段からテンション高めな事が多いです(・ω・)♬
とにかくやり易かったです!
やっぱり猫娘やパパゲーナみたいな役は本質に近いし普段から若くいようとしてるので知らぬ間に研究してるから仕草とかも子供っぽい方が得意なんですよね。
これは長年培ってきたものが出てるだけなので今後は大人な仕草とか目線とかも勉強していきたいなと思ってます✨
今回1番絡んだメロス役・田名瀬偉年くん
時間制作さんで逆班、同じ班、今回のガラ劇と3作品共演してるたなちゃん*\(^o^)/*
とても器用なたなちゃんに救われたし今回ほど相手の方と話し合ってシーンを作ったのは初めてでした。
お互い意見を曲げず軽くむう( ˘•ω•˘ )となる時もあったけど結果、お互いを尊重し合って解決できた事もありました。
解釈の違いや想像の違いとか沢山話し合えた事は財産となり、話し合いって大事だなと改めて思えました。
たなちゃん、ありがとう✨
ここで裏話的なのを書くと
パパゲーナからのメロスへのメィルはパパゲーナの衣装布で作ってました(*`・ω・´)ノ
そしてメロスが関所でワイロを渡す袋は逆班のパパゲーナの布で彩華が作りました*\(^o^)/*
どちらもパパゲーナなので2人で1人の役。という意味を込めて梅ちゃんから布を貰いました。
メロスにパパゲーナを愛して欲しくて。
ロメオ様の真似をして大人の恋をしてみたかったパパゲーナ。
頭おかしいほどにアゲハに恋してるロメオを見てこんな風に恋したいなーと思って色んな事を試してメロスに好きになってもらおうとしてました。
悪い事とは知らずにカエサル様に加担してお金をもらい、メロスの為にそのお金を貯めてました。
いつだって女は男に尽くしてる。
その事に男は気づかず違う女を追う。
その女はまた違う男を想い、その男は裏切り者か、、、
今回のお話は色んな「女」についてがテーマだったように感じました。
私が女だからそこに注目したのかもしれませんが女という生き物に生まれた悲しみと幸福さをかみしめました。
大好きなメィルメンバー。
告知などで書きましたが、彩華は今まで出たガラ劇の中で1番メィルが好きな作品です。
演出がまず面白い。
空母やハカは見ていて本当に面白かったです。
当初ダンスができない彩華はハカも空母も出ない予定でした(・ω・)
しかし諸々の関係で急遽出る事になり、その頃にはダンスの集中稽古は終わってたので焦って覚えました笑
でも出れてよかった!めっちゃ楽しかった*\(^o^)/*
みんなにお遊戯会って言われようと出てよかったです!笑
あと話の構成も好き。
そして女の性が出てるところが最強に好きでした。
1番哀れなのは待ち続ける女。という最後のところもとても好き。
ガラさんの書く台本は詩です。
この「詩」という言葉。初めの読み合わせの時に
これは「し」ですか?それとも「うた」と読みますか?と質問したら
それも今後考えたいけど「詩」と「死」がかかってるからいつから女が死に向かっていってるかで読み方を変えたいっていう話を聞いて、この言葉遊びもまた面白いなぁと思いました。
漢字の読み方1つですら物語の要になり得る。
それをどこから、どう読むかも役者の考え方次第。
素敵な作品に出れた事に感謝です。
ありがとうございました!