はじめての誕生日 | まなちゃんを救う会

はじめての誕生日

 6月28日 今日は愛のはじめての誕生日でした。

 「余命半年」の宣告をされたのが、今年の1月。
初めての誕生日を愛は迎えることができるのだろうか?
また、生き長らえていたとしても、どのような状態で迎えることができるのか?まだ、移植を待っているのだろうか?それとも、無事移植ができているのだろうか?
 私たちが、恐れ、不安に駆られていた想像とは、まったく異なった形でその日を迎えることができました。

 なんと、嬉しかったことか!
手術前と変わらずに(いえ、ずっと良くなっていると思います)、元気で笑って1歳になってくれました。
これも、偏に私たちを応援してくださった多くの方のおかげであると、心より感謝しております。本当にありがとうございました。

 ドクターからは、今週にも退院できるかな?と先週言われたため、『誕生日は、家ですごせるかな?』と期待していたのですが(毎日、毎日期待が大きくなってしまいます)、それはかないませんでした。でも、たくさんのドクターやナースが愛の初めての誕生日を祝ってくださいました。家でやるよりにぎやかで良かったと思います。

 実は、愛は、また小さくなってしまいました。一時は、6.8kgまで体重が増え、すごいスピードでの成長だと誰もが目を見張っていたのですが、日曜日の夜に、ドクターから足がむくんでいると指摘され、再びミルリノンとレイシックス(利尿剤)が増やされました。その結果、誕生日の愛の体重は、ほぼ6kgまで減少しました。身体のサイズはほぼ元に戻ってしまったのですが、食欲は旺盛なままですし、機嫌も良いので、愛にとっては、良い状態なのでしょう(それでも、体重は、手術前より、0.6kgほど増加しています)。
 たくさんのドクターやナースが、いつ頃退院するかをそれぞれ自分の意見で言うので、私たち両親はちょっと混乱気味です。

                                                   光一・玲子


ファースト・バースデイ ティアラをつけてお姫様気分(?)の愛