クリスマスも終わり、もうすぐに大みそかを迎え、あっという間に2009年がやってきますね。
そして年が明けるとよく目にするのが福袋
でも、サウレは福袋はやりません。
それは、お客様には、欲しい商品を手にしていただきたい、そして手にしていただいた商品を気に入って使ってもらいたい、というサウレの柱となる考えがあるから。
福袋は、購入金額以上のものが入っていて、そのお得感に心が躍る楽しみは分かります!でも、大抵ひとつやふたつはほしくないものが入っているものです。
(最近は見える福袋もあったりしますし、食べモノなどだとそうとばかりは言えないのかも知れませんけどね)
そうすると、この「ほしくなかったもの」は、使われないままどこかに追いやられたり、存外に扱われたりする可能性が大!
私はこれが悲しいのです。
だから私自身も福袋は買いません。
結局福袋というのは、売り手側の都合によるものが多いと思います。
新春でおめでたいから!とか、他に理由があることも多々あるでしょうし、私自身、福袋批判をしたいわけではないんです。逆に、私もモノを売る商売をしているので「どうしてこれ売れないかな~」とか「これ売れてくれないと困るなー」とか、そんな商品が存在するのはよくわかるからこそ、です。
何しろ、えげつない言い方をすれば商品をお金に換えないと、次の商品も買えないのですから。
でも・・・
大切にしてもらえない“かも”しれない状態で、商品をお客様の手元に届けるのは、やっぱり心が痛みます。
子供服(ファブリック)は、大切に保管すればいつまででも商品としての価値は保たれるはず。市場価値が落ちるとしたら、それは流行があるから。
でも、サウレのお洋服には流行はありません。
それどころかボンケリ やインゲボルグ 、そしてOrmio などは、デザイナーの「今あるものを大切にしたい」気持ちが高まるあまり、60.70年代の素敵なファブリックを探してきては、子ども服へと変身させているのですもの!
その他のデザイナーも、流行を追うことではなく、そのモノ・素材の価値、環境や子どもたちのことなど、いろいろな想いを大切に製作にのぞんでいます。
サウレでお取扱いさせていただいているのは、そういうお洋服だからこそ、いつかそのお洋服を欲しいといってくださるお客様が現れるのを待つのもいいなーと。結構大変ですけど・・・
想いばかりが先走っているかもしれませんし、まだ試行錯誤の段階ですが、サウレの商品に福袋は合わないとの判断と、サウレの、そしてデザイナーたちの想いも大切にするために、今年は福袋はやらないことに決めました。
と、年始の販売商戦から離脱したサウレです、ははは-
笑っている場合じゃなくて、何か別の戦略を考えなくてはいけないのでしょうねーとこれまたのんびりです、おほほ(^▽^;)
とにもかくにも、サウレの想いをどうぞご理解いただき、今後もサウレをご愛顧いただけましたら嬉しい限りです。
宜しくお願いいたします。
Saule EcoLuxe -サウレエコリュクス
北欧・海外のエコ子供服