ペットショップで感じたこと | 私の見えない世界

私の見えない世界

ある日突然、『私ね、空に光の玉が見えるの』と娘からカミングアウトされ、それから必死にいろいろ調べ始めた私。
私の、もしかしたらあなたも見えない世界、娘の目を通した世界のことを書いていきます。

娘とショッピングモールに行きました。

 

モールの端には、ペットショップが

 

ありました。

 

ペットショップについては、

 

以前こちらのブログでも書いたことが

 

あります。

 

 

最近のペットショップは

 

どうなっているのだろうか、

 

改善されてたりするのかと

 

気になった私は、

 

「ちょっとだけ見てもいい?」

 

と、子犬が横たわる小さな囲いを見て

 

眉をひそめている娘に許可をとって、

 

売り場に行きました。

 

 

見ると

 

昨年、生まれたベージュのトイプードルが

 

70万円で売られていました。

 

「70万びっくり?!」

 

驚きを隠せない娘と私。

 

 

少し離れた囲いに行くと

 

同じような、茶色いトイプードルが

 

今度は、40万。

 

 

ちょっと待って。

 

なんで30万も金額が違うの?

 

先ほどの囲いに戻ると、誕生日は同じ。

 

きっと同じお母さん犬から

 

生まれたんじゃないかと思うのですが、

 

この違いは何?

 

 

何がどうやって30万円の違いが


発生するのかを解明したい私に対して、

 

寂しそうな子犬の様子に

 

憤りを我慢できなくなった娘が

 

「お母さん、もう帰ろうプンプン

 

と私の手を引っ張りました。

 

 

車に向かう途中、

 

「あそこに来ていたお客さんたちは、

 

あの子犬たちのお母さんが

 

どういう扱いされているのか、

 

ちゃんと見せてもらった方がいいよ!ムキー

 

怒り心頭の娘。

 

 

 

一度、調べてみたことがあります。

 

みんな、どうして、保護犬だったり、


保護猫を引き取らずに、ペットショップから


買うのか。

 

 

うちのうさこも、元保護うさぎなのですが、

 

確かに、保護動物を引き取る際の手続きは、

 

少し手間がかかります。

 

 

保護動物を引き取るためには、

 

動物飼育の経験や家族構成などに関する条件

 

もクリアしなければなりません。

 

そう考えると、お店に行って

 

自分の好みの動物を選んでお金を払えば

 

すぐ引き取れるペットショップは確かに

 

簡単で、楽。

 

 

ただ、これを人間に置き換えると

 

どうなるのかなと。

 

子どもを引き取ろうと決めた時に、

 

外見だけ好みだったらそれで良いのかな。

 

子どもがそれまで、どういう人に、

 

どうやって育てられてきたとか

 

気にならないのかな。

 

 

そう考えると、

 

動物を初めて飼うときに

 

必ず保護動物を、ということは

 

難しいとしても、

 

(親子共に)愛情を注いで

 

育ててくれたブリーダーを探して、

 

身元が分かった動物を引き取る、

 

これなら誰もができる方法じゃないかと

 

思うし、人間にとっても、動物にとっても

 

良いのではないかと思います。

 

 

そもそも

 

値札のすぐそばに出ている

 

「血統書つき」の価値、


私には全く分からないですけどね真顔

 

これ、必要としている人いるんでしょうか。