今日は舞台本番前唯一の休日を利用して、大阪まで歌舞伎鑑賞に行って来ました(^ω^)







じゃじゃん。

難波にあります松竹座で上演中の、
『六代目中村勘九郎襲名披露 九月大歌舞伎』。

ご出演なさっている坂東玉三郎さんにご招待いただいて観劇させていただいたのですが、本当に素晴らしい舞台でした。
歌舞伎ですので様々な演目が幕ごとに上演されて行くのですが、涙なくしては見られないものから、冷静をつとめても思わず吹き出してしまうものまで(笑)、本当にすごい振り幅の演目の数々でした。

そして今回は、
なんといっても中村勘九郎さんの襲名披露公演でしたから、「口上」や、それこそ作品の中に織り混ぜられたプチ口上なんかもたくさん見られて、なんかすごくスペシャルな感じで、今もまだ得をした気分のままで帰りの新幹線に乗っています(笑)




玉三郎さんはいくつかの作品の中で重要な役を演じられていたのですが、今日を見せていただいて、つくづく「なんという人とご一緒させていただいているんだ…」という気持ちになってしまいました。



ふだんはね、とてもひょうきんな方で、

「この人、国宝なのに雑に扱うんですよ(笑)」

と、今日も周りの方の前で僕をいじって遊んではりましたけど(笑)、やはり芝居となると一転、鬼のクオリティでがつーんとぶつけて来られるんでね、感激半分、落胆半分と言いますか、こうして見せられる度に「やっぱこの人にはかなわないな…」という、なんだか途方もないような気持ちになります。

すごい人だなぁ、ほんとに。









これは、




幕間に撮影した松竹座。

一見すると西洋建築ですが、中は京都南座にそっくりで、なんだかとても懐かしいような気持ちになりましたよ(^ω^)





さぁ、今月28日からは、
舞台『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の東京公演がついに始まります。

いつになく舞台尽くしの僕の2012年の、いよいよ前半の山場。
気持ちも新たに、士気も特別誂えで、心機一転、心して向かいたいと思います。

どうかご期待ください(^ω^)



では。






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