日本経済新聞記事 東芝系などの架空取引、15年から400億円 売上高水増し、主導役はネットワン | 日米公認会計士・日米税理士・公認不正検査士・行政書士·国家公務員1種試験経済職合格者福留聡のブログ

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下記日本経済新聞記事によると、ネットワンと日鉄ソリューションズは国税局から架空取引の可能性を指摘されたようで税務調査から架空取引が判明したようですね。ネットワンが主導した架空取引は15年には始まっており、取引規模は少なくとも400億円を超えるようです。

(日本経済新聞主要記事)

今回の取引はネットワンや東芝ITサービスなどが、IT機器の購入に関して日本製鉄子会社、日鉄ソリューションズなどと取引があったようだ。だが実際に機器が発送された形跡などはなく、帳簿や伝票上で取引する「循環取引」だったとみられる。

架空取引は東芝ITサービスのほか、システム開発会社で富士電機子会社の富士電機ITソリューション(東京・千代田)、リース会社のみずほ東芝リース(東京・港)、複数の非上場IT系企業などが介在していた。

日鉄ソリューションズや東芝ITサービスが関わる架空取引は15年には始まっており、取引規模は少なくとも400億円を超えるとみられている。東芝ITサービスは19年4~9月期に架空取引による売上高200億円規模を計上した。

ネットワンと日鉄ソリューションズは国税局から架空取引の可能性を指摘され、19年12月に特別調査委員会を立ち上げ、事実関係を調べている。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200125&ng=DGKKZO54820900U0A120C2EA5000