こんばんは!!喜多方市塩川町で音楽教室を主宰しています、鈴木です。
先日、ブログ記事「がんばっている、自分がいるでしょ」 に書いた、この生徒、今週のレッスンでは、弾けるようになっていました。
めでたし、、めでたし・・・???
なんだけどね~
「ねえ、曲の最後にrit(速度を少し、遅くする記号)が、付いているんだけど」
「(学校の)先生が、しちゃダメって」
逆に、付けない方が、不自然なんだけどな・・・
付けた方が、かっこいいんだけどな・・・
そこの部分には、歌がないから、唄いずらいなんて事もないんだけどな・・・
「なんか変だね」って二人で話しました。
そうそう、違う生徒さんの話しなんだけど、お母さまに、
「今度、クラスの発表で、一人ひとり、得意なものを発表をするんだけど、この子は、発表会で弾いた曲を演奏するんです」
って教えてもらいました。
「ただ、『クラスの生徒みんなが発表するから、フルバージョンで演奏すると、長くなりすぎちゃうから、最初に戻らないように』って、言われたようで、
長くなりなりすぎないように
の主旨は、わかるんだけど、D.C(最初に戻るマーク)と、Fine(ここで終わる)だけは、守らないと、変な終わり方になっちゃう、例えで言うなら、犯人が分からないまま終わってしまうドラマみたいに、後味が悪くなっちゃう。
「きっと、いいアイディアがあるはずだから、来週のレッスンで、ちょっと確認しようね」
って、この時はさようなら、
次のレッスンで、最低限の部分だけ残し、曲の長さをカット、リピートはしない!!その代わり、最初に戻って、終わるべき個所で終われるようにまとめました。
「勝手に、ピアノの先生が、こんな事をしていいのかな?」
「この生徒さんが、担任の先生に、ちゃんと説明が出来るかな?」
出しゃばり?と不安を抱えつつ、この生徒さんの担任の先生に、短い手紙を書きました。
◇指定された場所で、曲を終わると不自然になってしまう事
◇他の部分をカットして、最初に戻るようにしたけど、曲の長さは、当初より短くなった事
など、お伝えし、検討をお願いしました。
今週、別件で、この生徒さんのお宅に電話した際、担任の先生から、私に対しての伝言で「ありがとうございました、よろしく、お伝えください」(曲も、ちょうど良い長さだったらしく)と、お願いされたと、お聞きしました。
ホッ、良かった、私の出しゃばりで、担任の先生が気分を害されたら・・・って、ちょっと心配してました。
過去、振り返ると、
「この生徒には、この伴奏は難しすぎるので、少し、アレンジしてもいいですか?」
とか・・・生徒の担任の先生に、相談したい!!と思った事、数知れず。
ピアノの先生と、学校の先生の風通しが(もちろん、音楽の面でね)良くなったらいいな・・・と思います。(「うんうん」と、うなづく、ピアノの先生も多いよね)