こんばんは!!喜多方市塩川町で音楽教室を主宰しています、鈴木です。
エレクトーンという楽器を子供の頃から接してきました。
HSシリーズが出た時は
「こりゃ、スゴイ!!」
と、思いました。
めちゃくちゃ欲しかったです。
でも、「親に買って~」など、言えず、パンフレットをずっと眺めていました。
音楽科で、電子オルガンを専攻する事になった私は、上京の際、今は亡き恩師に、
「さとみちゃん、学校で新しい、エレクトーンを使いこなせないと、苦労するから、私の家で、好きなだけ楽器をいじりなさい」
って、おっしゃっていただいて、そのお言葉に甘えました。
学校を卒業し、仕事をはじめ、HS-8を中古で購入しました。(この時は、ELシリーズが出始めた頃かも)
きっと、HSのエレクトーンには、思い入れが大きくって、手元に置いておきたかったんでしょうね。
そんなエレクトーンHS-8が、壊れました。→過去記事
そのままの姿で、運び出す事は、出来ないので、分解しました。
そして、先日、処理場に運びました。
「最後まで、見届けよう」って思いました。
職員の方が、分解されたHS-8をポンポンと、投げ捨てました。
もう無理です、見ているのが、ツライです。
私にとっての、大切な楽器。
でも、他の人にとっては・・・。
車に乗り込み、「ごめんね」と「ありがとう」を、ずっと、つぶやいていました。
HS-8と共に、エレクトーンを深く学びました。