先日、帰国したバイヤーさんの風邪、どうもうつってしまたよう。
日曜日頃から、コンコンと咳が出るようになり、鼻も、ムズムズとおかしい。
昨晩は、悪寒。

パリをはじめ、欧米では、この鼻のズルズル吸いは、御法度、マナー違反だ。
健康上も、もちろん、鼻をすするより、鼻を擤んだほうが、いいにきまっているが、メトロやバスの中の人ごみでも、おもむろに、ティッシュやハンカチで鼻を擤む彼ら達。
また、彼らが、その使用済みのティッシュやハンカチを、丸めて、ポケットにしまい、また、使用する姿を最初に見た時は、衝撃的だった。
汚すぎる!!!!!!
私の場合は、当然、使い捨てだが、この、人前で鼻を擤むということに、大分、抵抗がなくなった。
ズルっときたら、その場で、擤む方が、好感すらもたれる。日本人の感覚は、全く通用しない。



日本では、インフルエンザが猛威を奮っていると聞くが、免疫に強いフランス人(これは、衛生的に、彼らは、汚いので、菌には、強いと勝手に解釈している)は、あまり、インフルエンザの予防接種なるものはしない。

数年前に大流行した死に至る恐ろしいインフルエンザA型も、こちらでは、さほど、騒がれなかったし、タミフル薬など処方することもなかった。どうも、このタミフルが高価すぎて、SECU(セキュ)と言われるフランスの国民保険機関では、払い戻しができないので、処方をさけたと聞いている。

日本からのクライアントさんも、飛行機の中で、既に、様々な雑菌をもらい、時差ボケで、体調が思わしくない上、ハードな移動で、滞在中に病気になる事が以外と多い。
日本からの常備薬も役には立つが、フランスの風邪は、フランスの薬でないと治らないというのが通説だ。



かっと言って、フランスの医療システムは、緊急病院以外、日本と違って、簡単に個人医院に行って、その場で、順番待ちをして、診察してもらうということができない。
この緊急病院も、2時間、3時間待ちは、ザラ。
内科医でも、こうなので、皮膚科や産婦人科などの専門医は、もっと大変だ。
アポを取るにも、早くて1週間後、1か月も待たされる事もある。
続く・・・・

明日も、お楽しみに。

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