わが国の排他的経済水域(EEZ)で、わが国の同意のない海洋調査が頻繁に行われています。
本日、自民党本部で領土に関する特命委員会が開催され、竹島・尖閣諸島周辺海域における韓国・台湾の調査活動について、外務省・海上保安庁から説明を受けました。
韓国は、昨年の4月と6月、そして今年の1月に竹島周辺の日本の排他的経済水域内で海洋の科学調査を行っています。いずれも海上保安庁の巡視船が中止を求めたが応じませんでした。外務省は厳重な抗議を実施したとしていますが、それらの情報はすぐには国民に公開されませんでした。
台湾も昨年8回に渡り、尖閣諸島や与那国島周辺で、わが国の同意のない海洋調査を行っています。これらに対しても厳重な抗議を実施していますが、件数は、3年前から年々増加しています。
「わが国の領土」を明確に外国に主張しなければ、排他的経済水域を守ることはできません。竹島や尖閣諸島はわが国の領土であり、その周辺で他国が、わが国の許可無く海洋調査をすることは決して許されません。これらを未然に防ぐためにも、また、将来的な天然資源を調査・研究するためにも、わが国も独自の海洋調査をより活発に行うべきであり、政府が主体となって推進していくべきです。

