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2016-12-09 22:50:59

【自民党国防議連、開催。防衛関連企業からヒアリング】

テーマ:ブログ

12月9日(金)、自由民主党国防議員連盟勉強会が開催された。議題は、平成29年度防衛予算及び平成28年度補正予算について。本日は、政府側の説明と共に、防衛関連企業からのヒアリングが行われた。

 

まず、来年度予算等に関する説明について。

 

概算要求ベースでみると、平成29年度の防衛予算は、米軍再編関係経費を含め、5兆1685億円。これは、前年度比2.8%の増加である。

 

その中でも際立つのが、1872億が要求されている、弾道ミサイル防衛関連経費である。この中には、イージス・システム搭載護衛艦の能力向上(1隻:121億円)や固定式警戒レーダーの換装(86億円)のための予算が盛り込まれている。

 

ただ、予算の大半を占めるのは、能力向上型迎撃ミサイルPAC-3MSEの導入等に関する予算である。実に、1056億円に上る。PAC-3MSEとは、従来の迎撃ミサイルであるPAC-3よりも射程が伸びた、能力向上型ミサイルと関連するシステムのことである。射程が伸びることで、同時対処能力が向上する。

 

ただし、実は1056億円という予算は、国内の防衛生産・技術基盤には還元されない。なぜなら、米国から購入するために充てられるからである。

 

こうした事実からは、防衛予算は増額されても、国内の企業にはその恩恵が必ずしも還元されておらず、むしろ、国内から調達するための予算が食われているという、厳しい現実が見えてくる。

 

こうした問題は、自衛隊の運用に欠かすことのできないロジスティックスを担う装備品の調達にも、じわじわと影響を与えている。その一つの表れが、自衛隊が導入しているトラックの調達である。

 

本日は、これまで自衛隊に25,000台以上もの大型トラックを納入してきた、いすゞ自動車が、そうした現状について生の声を届けて下さった。

 

日本を代表する自動車製造会社であるいすゞ自動車は、戦前も戦後も多くのトラックを製造し、旧軍や自衛隊に納めている。現在、自衛隊の足として活躍しているのが、「3・1/2t(さんとんはん)トラック」である。自衛隊が導入している最新型のトラックは、現在、エンジン性能などが強化された、第4世代のものに当たる。

 

自衛隊のトラックは、泥道なども走行できる「悪路走破性」や冠水状態にある場所でも走行できる「渡渉性能」など、特別な性能が求められる。よって、特別な技術を蓄積していくことが重要となる。

 

そうした技術を蓄積していくためには、生産ラインを維持し、生産ラインを担う人材を擁していくことが求められる。ところが、実は自衛隊のトラックの保有台数は減少傾向にあり、生産ラインや人材を維持することが厳しくなっている。新規調達量が低下傾向にあるからだ。その一因は、高額な主要装備品の購入により、予算が圧迫されていることにある。

 

こうした状況は問題だ。もちろん、この国を守るためには、戦闘機やミサイルなどの主要装備品の質と量を確保していくことは欠かすことができない。ただし、隊員や物資、弾薬や医療品を移動させるための「足」も併せて充実させることも忘れてはならない。

 

現役時代、イラクの先遣隊長や京都の連隊長として、部隊運用を担ってきた佐藤としては、こうした問題を放置することはできない。補正予算による措置も含め、あらゆる努力を通じで現状を改善できるよう、佐藤は、国防議員連盟の事務局長としても、力の限りを尽くしていく。

 

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