本日4月18日、党本部で開かれた熊本地震対策本部・国土強靭化総合調査会による合同会議に出席した。いつも以上にメディアが取材に殺到し、党関係者も多数参加したことから、部屋の中は異様な熱気に包まれた。全国民の熊本地震と被災に遭われた方々に対する関心の高さを象徴していた。


地震発生直後に、熊本県や大分県選出の国会議員が地元選挙区に戻り、週末に彼らが現地で見聞した様子を私たちに詳しく話してくれた。未だかつて経験したことのない激しい揺れや、水が止まり風呂やトイレが使えない中での滞在についても、議員自らの経験として話してもらった。話を聞きながら佐藤の脳裏には、5年前の東日本大震災後に訪れた故郷福島の様子が鮮明に蘇ってきた。


しかし悲惨な状況の中でも、同僚議員から建設的な意見が多数出されたことには勇気づけられた。仮設トイレの多くが和式であることから、足腰の弱ったご高齢の方々のトイレ対策で配慮を求める声や、東日本大震災後の対応でノウハウが蓄積している復興庁の活用など、活発な議論が交わされた。このように自民党に蓄積された知見や現場を視察してきた熊本や大分の同僚と協力しながら、政府による救出と復興活動を佐藤も側面支援していく。