3日は八戸を朝早く出発し、千葉県柏市の廣池学園構内で実施された、モラロジー研究所主催の「伝統の日・感謝の集い」に参加させて頂きました。


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全国から約1万人の方が、感謝の集いに参加されます。会場に入れない方は建て屋外で映像等を通じて式への参加、或いは被災地の福島県の東日本学習センターにも多くの方が集まり、中継をご覧になったようです。


伝統の日とは「伝統尊重の精神を伝える」ことを再確認し、その実現に向けて力を尽くすことを決意する日です。

「家の伝統」「国の伝統」「精神伝統」そして多くの恩人の恩恵に気付き、感謝と報恩の誠を尽くすことが大事です。先人から受け継いだ生命と文化は次世代に繫ぐ、「旧は新を育て、新は旧を養う」、即ち次世代に「伝統尊重」の精神を伝えて家庭と国家を盤石なものにしていくことを必要です。


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モラロジー研究所及び廣池学園では、東日本大震災への支援を今でも継続しており、式典ではその紹介もビデオもありました。支援には「瞬」があることからスピード、質・量を組み合わせ、これまで約3億3500万円ほどの寄付を行ったそうです。また麗澤大学は東北学院大学とも連携した活動も実施中、何事も「前向き」思考が大事ですね。

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廣池幹堂理事長のよる挨拶、約40分間、思いが伝わってきました。現在の国家と国民が対立するような教育ではなく、日本の歴史伝統文化を基盤としそれに基づく愛国心を中心とした教育が、国家の大黒柱にならないといけない。その大黒柱の教育の脇で国家を支えるのが防衛と経済、ただ、戦後、教育や防衛よりも経済中心で来たが、結果、人間生活の基盤である家庭と国家が揺らいでしまっており、その経済もほころびが見え始めている。義務や責任が追いやられ、個人の権利と自由が強調される現代を、正に、今こそ道徳、徳の力で「日本人の心の復興」を中心に変えていかねばならない。
心にドシンと響くお話でした。


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式典の最後は、麗澤中学・高等学校による交響曲演奏と参加者全員の合唱です。演奏曲は創立者、廣池千九郎氏を称えた「稀人」です。

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屋外では復興支援のための東北特産品の販売、風評被害を支援するための通信販売もありました。


多くのことを考える事ができた「伝統の日・感謝の集い」でした。参加させていただきまして、誠にありがとうございました。これからも「人造りが国造り」をモットーに頑張っていきたいと思います。