411日(水)1330より竹島問題の早期解決を求める東京集会が開催され、政府関係者及び各党の代表者からの挨拶、そして地元島根県の関係者から竹島問題に関する報告があった。


 主催である「日本の領土を守るため行動する議員連盟」からは山谷えりこ参議院議員が、「竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議」からは島根県議会議長である洲浜繁達議員がそれぞれ竹島問題の現状及び問題解決のための提起をされた。


 平成17年に島根県で竹島の日が制定されて以降、毎年222日に記念式典が開催されているが、今年は、国会議員11人が参加した一方で政府関係者からの参加者は皆無という状況であった。地方自治体である島根県だけの力では竹島問題の解決をはかることは難しく、国民意識の高揚を含めオールジャパンの体制で竹島問題の早期解決をはからなければならない。


 また地元島根県の関係者からは溝口善兵衛島根県知事、隠岐の島の松田和久町長、隠岐島漁業協同組合連合会の浜田利長代表理事会長がそれぞれ竹島問題の現状の報告をし、島根県からは政府内に縦割りを排した領土対策本部を作るとともに、国境離島の役割を明確にすること、そして、竹島問題に対する国民の関心を広く啓発することなどが提案された。


 会の最後で「竹島問題の早期解決を求める特別決議(案)」が満場一致で採択された。