多読書評ブロガーの石井です。


レビュープラスさんというところから、レビュー前提で雑誌の献本をもらったので、紹介させてもらいます。

世界のニュースを独自の視点で編集して書いてくれる雑誌です。

おそらく多くのブロガーさん連中が色々書いていると思うので、メインの特集の坂本龍一編集の「森と地球の未来」の記事にはあえて触れません。


というか、あまり特集など大きなものは何か意図的なものも感じるので実際あまり興味がないということもあります。


■本流でない部分から世の中を読み解く


この手のビジネス系の本流でない雑誌で面白いのは、色々なしがらみも出てくるような大きな特集記事ではなく、ちょっとしたアラカルト的に紹介されている小さめの記事の方が、実は本当に現場の人達が伝えたいことが込められているような気がしています。


そして、ちょうど「だから新書を読みなさい」で言われているような、普通の人とちょっと違う情報源から、ちょっと普段のビジネス誌には載らないような観点の海外報道を持って、自分の中の地平を広げていくことをしていきたいものです。


■国民総幸福度関連記事(1)


GHP(国民総幸福度)で有名なブータンで自殺が増えている!!


国民総幸福度で社会起業関係のことを考える際によく話題に出てくるスーダンで、実は今自殺者が増えているということが問題になっているようです。


理由は、民主主義と資本主義の発展のためとのこと。資本主義の進展により、今の先進各国で起きているように、「つながりが分断」されているとのことです。


調査結果の数字でいうと、5%が自殺を考えたことがあり、そのうち1.4%が自殺を試みたことがあるとのこと。

記事には触れられていませんが、そうなるとこの国民幸福度指数急落してしまうのではないかと思うのですが大丈夫なのでしょうか。


■国民総幸福度関連記事(2)


フランスでGDPに幸福度の基準を付加する


何かと話題が多い(私見です)サルコジ大統領が、GDPの指標の一つに、「幸福度」を加えることを発表したようです。


指標の内容としては、ワークライフバランス・リサイクル・火事・渋滞レベル・レジャーなどの要素からなっているのとのこと。


この指標により、経済危機も予め予想することができるという効果もあるとのこと。この予想可能という内容が本当かどうかわかりませんが、経済と幸福の融合は進んでいるような気もします。


■人のフリ見てわがフリ治せ記事サンプル


中国の90年台生まれの若者の傾向


社会背景:一人っ子世代、経済発展を遂げていた世代


長所:開放的で新しい物事を受け入れやすい
   企画力、創造力、行動力、学習能力は高い


短所;精神的にもろく、ストレスへの抵抗力が弱い
   依頼心が強く、問題に直面するとまず他に助けを求める


経済発展を遂げていて少子化といった状態は日本と変わりません。


現在の日本の若い世代は、バブル崩壊後経済について明るい話題をあまり聞かずに育ちということを良く言われますが、若者に対する批判や分析ってどこも同じ様な気がします。


【関連エントリー】
■書評■「目に見えない資本主義」田坂広志
■書評■「幸福の方程式」


【本日の紹介雑誌】


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 11月号 [雑誌]

講談社
おすすめ度の平均: 4.0
4 「お金を尺度にしてしまうと、人生にどんな意味があるのかが、よくわからなくなってしまう」

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【編集後記】


最近どうも夜が弱くて、子供の寝かしつけと一緒に意識を飛ばしてしまうことが多いです。


大体5~6時には、ミルクをあげるために起きているのですが、やはり池田千恵さんの提唱するように朝4時置きでいきたいような気がしてきました。


過去基本ずっと夜型人間だった33歳多読書評ブロガー石井


本日もありがとうございました。


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