リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)
野田 智義 金井 壽宏
光文社
売り上げランキング: 14027
おすすめ度の平均: 4.0
3 2人の著者による 1.5人前の対談形式風リーダシップ論
5 本が棒線だらけになります
5 元気の出る一冊
4 広い視野をもつことの大事さ
5 考えるヒント
「リーダーシップの旅」書評レビュー
著者:野田智義
金井壽宏
出版:光文社新書
おすすめ度:★★★★★
【概要・書評】
【思いがのっていてかつ、総花的】
楽しい。一本筋の通った考え方を通しながら、色々なリーダーシップの類型が提示されており、勉強になり、更に次のステップを考えたくなる。
【内容メモ・学んだこと】
・最終的には自論を持つことが大切。
 修羅場の経験が人を大きくする。
・内なる声を聴く。
・人の顔が見える仕事をしているか。
 旅=行動・フィードバックの中で人は成長する。
・最終的には自論を持つことが大切。一人称から始まるもの。
【リーダーシップを見分ける】
・フォロワーが喜んでついてくるか?共感。依存関係ではないか。
・組織・権力はリーダーを見えずらくする。
・複雑性への対処はマネジャー、変革への対処がリーダー。(byコッター)
・組織と個の同化は、リーダーシップを阻害する?
・「アクティブ・ノンアクション」:充実感・満足感があり、その中から踏み出せない。
・忙しいから描けないのではなく、描けないから忙しい。
・人の欲求「達成欲求」「権力欲求」「親和欲求」
・人の顔が見える仕事をしているか?IT・金融業は人が見えない?
【特性】
・内なる声を聞く。
・信用蓄積→特異性を許容する(求める)信用になる。
・「構想力」(物語)「実現力」(技術)
・「意志力」(とことん・自分対話)「基軸力」(ぶれない・選択力・トレードオフ)
・修羅場が人を育てる。ベストジョブは修羅場であることが多い。
・「人間力」:人の営みを理解し、敬意を払うこと。教養。
・スティーブジョブズ「いつかは死ぬと思うと失うのは怖くない。」
・スティーブジョブズ「内なる声・直観は知っている。
【やってみよう】
・「内なる声」って何?自分に深く問いかけるもの?
・「大学」「アルケミスト」「リーダーになる」を読む。