一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う方法 Part2 | 水中カメラマンのデスクワークな日々

一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う方法 Part2

私のブログ記事でコンスタントにアクセスが多いのが「一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う方法 」です。

複数のパソコンを使い分けている人なら、どのパソコンからでもiPad(iPhoneでも)を同期させて使いたいと思いますよね!

今回はその後の補足です。
複数のパソコンと同期させようとする時、大きく3通りに整理して考えた方がいいかもしれません。
つまり、

(1)アプリケーションの同期
(2)ライブラリー(App以外のデータ)の同期
(3)データ(PDFやmp3、mp4データ)の同期(正確には同期ではなく、ファイル共有の転送というべきかも)

まず、(1)アプリケーションの同期に関しては
「ホームシェアリング」オンで「共有されているライブラリーを検索」にチェックされていれば、最大5台までのPCで同期してくれるようです。
ネットワーク上でライブラリー共有する場合以外では「ホームシェアリング」相手のパソコン(iTunes)が起動していなくても大丈夫です。

(2)ライブラリー(App以外のデータ)の同期
これも「ホームシェアリング」オンで「共有されているライブラリーを検索」にチェックした状態で、それぞれのローカルのライブラリーを完全に一致(一致してなければiTunes上でPC間コピー)させれば基本的に複数のPCで同期は可能です。ただし、実際はあまり現実的ではありません。
なぜなら、同期させるパソコンを替えると、その都度iPad内のライブラリーデータを消去して新規にPCのローカルライブラリーと同期してしまうのです。(結果的には同じになりますが、膨大な同期時間がかかります)
大量のライブラリーデータ(写真、動画、音楽等)をiPadに入れている場合、同期させるパソコンを1台に限定しないと現実的ではありません。

そこで、大量の動画や音楽データをiPadに入れていて、いろんなパソコンからこまめにデータを追加したい場合は
(3)データ(PDFやmp3、mp4データ)のファイル共有での転送
という方法が便利です。
ただ、この場合、ファイル共有での転送が可能なアプリケーションに限定されてしまいます。
私の場合、画像や動画(.mp4)やPDFは、GoodReaderを使います。GoodReaderはファイル共有以外にもFTP等のファイル転送機能もあります。これなら最大5台までの制約も無くなります。iTunesが入っていないPCからもデータが送れます。守備範囲の広い万能アプリですね。
他にも自炊したPDFはiBUnkoHDも良く使います。ePubならStanza。

結局、ライブラリーの同期に関しては、アプリケーション以外は使っていない事になります。

あと、iPadとiTunesを同期させるとバックアップが勝手に始まってしまいます。
これも「(3)データのファイル共有での転送」したものに関してはバックアップ対象外のようで、同期時間も比較的短くてすんでいるようです。
iTunesの挙動って本当に理解するのが大変です。

注:前回の記事同様、厳密に挙動を検証したわけではありませんので、私の勘違いの部分もあるかもしれません。