一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う方法 | 水中カメラマンのデスクワークな日々

一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う方法

発売から一ヶ月、しばらく様子を伺っていましたが、結局iPad(WiFi 32GB)を購入してしまいました。

iPadに限らずですが、AppleのiPodやiPhoneに接続してiTunesと同期できるパソコンは一台のみ、というのが昔からの常識です。

私は複数台のパソコンを使い分けるので、iTunesのこの仕様が嫌いで、ずっとiPodやiPhoneを避けて来ました。

そんな私が、iPadを買って最初に試みたのが、「複数のパソコンで同期して使う方法」を模索する事。もちろん悪い事をしようというのではありません。状況により使用するパソコンが変わるのは普通の事ですから、当然の要望ですね。

さて、iTunesに関しては同一IDで最大5台のパソコンまで使う事は可能だという事はすぐわかりました。
ただ、これだけでは、iPadと同期するパソコンを替えるとiPadが初期状態(購入したアプリが消えた!)に戻ってしまいました。(当然といえば当然の結果)

ここまでは、従来のiTunesの挙動です。しかし、iTunes 9から導入された「ホームシェアリング」を有効にするとなんと複数のパソコンで同期できてしまったのです。

「ホームシェアリング」にもいくつかの設定パターンがあります。

設定画面の「共有されているライブラリーを検索」にチェックすると、購入したアプリに関しては二台目以降のパソコンとAPPの同期をすると全てのパソコンのiTunesに同じAPPの状態に同期してくれました。
でも、自分で登録した音楽や動画のライブラリーは同期できません。つまりパソコンを替えると消去して上書き。
(iTunesで購入したものと、自前のデータでは挙動が違うみたいです。※詳細未確認)

自分で登録した音楽や動画のライブラリーまで同期したい場合は、設定画面の「ローカルネットワーク上でライブラリーを共有」にチェックすると、ホームシェアリングしているパソコン同士でiTunesの画面上にお互いのライブラリーが見えるようになります。

この状態で、お互いのライブラリーの中身を一緒にします。自動同期はできない(もしかしたら可能??)ので、iTunes上でドラッグ&ドロップでコピーします。これで、全てのライブラリーが複数のパソコンで同じになるので、一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う事ができます。

注:何度も検証したわけではありませんので、もしかしたら私の勘違いの部分もあるかもしれません。
いずれにせよ、私のiPadは、Mac Book ProとWindows ノートPCの2台と同期できています。

【追記】「一台のiPadを複数のパソコンで同期して使う方法 Part2」を追加しました。