関西空港を発って台湾へ向かったのは、6月2日の午前。前日、同じホテルに宿泊した3人、下村さんの案内にすっかり安心しきっているふたり、わたくしと元同僚のOさん。Oさんが同行することになったいきさつは、いずれまた。


桃園空港着陸後の機内から

フライトは順調で、ほぼ予定時間、日本と台湾との時差は1時間、昼前に桃園国際空港に着陸した。ところが現地は滝をも流すほどの勢いの雷雨、機内に留め置かれること約2時間、空港は停電で荷物の受け取りもままならぬ状況、ようやく受け取れてタクシーを待つこと約1時間。乗り込んだものの、高速鉄道(わが国の新幹線)に乗る予定で最寄駅板橋まで行くつもりが、運転手は渋りがち、浸水と交通渋滞とで大変とのこと。高速鉄道も時間通り運行しているかどうかも不明とのこと。結局は、目的地の台中まで高速道をタクシーで約2時間かけて行くことにした。台中では、下村さんの長年の知人鄧さんと落ち合うことになっていたが、駅ではなく、ガソリンスタンドに変更、4時過ぎにに合流。鄧さんの奥さんが用意してくれたお寿司の美味しかったこと。この夜のテレビニュースは、「未曾有の」雷雨を伝えていた。台湾のテレビは、多くの原住民を抱えている所から、共通語の訳を表示している。


台中で合流したガソリンスタンド