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1月の休館日:1~3日、9日(火)、15日、22日、29日
2月の休館日:5日、13日、19日、26日
月曜日と祝日の翌日が休館です。
※2月12日(月)は開館、翌13日(火)が休館となります。

こちらもどうぞ佐藤春夫記念館フェイスブックページ

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  • 24 Dec
    • 年末年始のお知らせ

      いつの間にかクリスマスイブです。記念館では特に何もしてません。チキンも好きですが、七面鳥を食べてみたいスタッフMです。今回は年末年始のお知らせです。佐藤春夫記念館は12月28日(木)~1月3日(水)が休館となります。1月4日(木)より通常通り開館いたします。1月13日(土)には再びギャラリートークを開催します。①10:30~ ②14:30~  各回定員15名程度。所要時間約1時間。内容は前回と同じです。まだ定員に達していませんので、参加希望の方は電話・FAXなどでお申し込みください。(中止になった時などに電話連絡をしますので、FAXでお申込みの場合も連絡先の電話番号を記載してください)電話・FAXともに 0735-21-1755 です。年末年始のお知らせを書くにあたり去年の記事を見返してみると、正月休みに文アルについて調べるとか書いてますね…もうあれから1年経ったのかとしみじみします。(ついでに、前任者の「親しみやすさを大事にしたい」との意思を継いで書いていたブログなのに、だんだんと素が出てきている気がしますね…)(絵文字を使うのに飽きてきたとも言う)色々な理由でコラボ的なものは結局何も出来ず仕舞いなのですが(ごめんなさい)、来館者の平均年齢が下がる、来館者ノートがにぎわう、しばらく動きのなかった荷風展図録が通販でボチボチ出るようになるなど、面白い変化のあった年でした。来年もよろしくお願いします。メリークリスマス! そして良いお年を!

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  • 28 Nov
    • 企画展とギャラリートークのお知らせ

      ※ギャラリートークの開始時間を間違えていたので訂正しました。午前の部は10時からではなく10時半からです。(H29/12/14)企画展「谷崎潤一郎と“ナオミの家”と佐藤春夫」が始まりました。今回はテーマが二本立てになっており、一つは和歌山県有田川町に復元されていた谷崎潤一郎の“ナオミの家”、もう一つは“佐藤春夫、谷崎潤一郎、芥川龍之介 出会いから百年”となっております。会期はH29年11月28日から、H30年3月11日まで。会期中に正月休みを挟みますのでご注意ください。12月28日~1月3日は休館となります。詳しくは開館カレンダーをご覧ください。恒例のギャラリートークを今回も開催します。12月10日(日)10:30~ / 14:30~1月13日(土)10:30~ / 14:30~計4回。各回1時間程度。内容はどの回も同じです。辻本雄一館長が企画展の展示について解説します。入館料のみで参加できます。土日は高校生以下無料ですので、高校生以下の方は大変お得感があるかと。興味のある方は是非ご参加くださいませ。ギャラリートーク参加希望の方は、事前にお電話等でお申し込みください。今回も資料を色々とお渡しする予定です。TEL・FAX ともに 0735-21-1755今回は解説シートを配布しています。門弟・冨澤有為男あて春夫書簡が今回初公開となります(内容は発表済みなのですが、現物の公開は初めてです)ほか、佐藤千代(子)宛て谷崎書簡なども。春夫が着ていた、芥川の形見の着物も久しぶりの展示ではないでしょうか。春夫と谷崎の志賀直哉宅訪問などの解説もあります。他にも展示は色々とあるのですが、文アルをご存知の方は二度見しそうなものも紛れています。展示期間は来年3月11日まで。皆様のご来館を心よりお待ちしております!

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  • 14 Nov
    • 筆の供養をしてもらいました

      先日の筆供養も無事に終わり、後は今月28日から始まる企画展に向けて頑張るのみ。そんな合間をぬって、熊野速玉大社にて筆の供養を行ってもらいました。筆供養で供養した筆の供養です(?)過去の記念館主催の筆供養では筆を燃やして供養していたのですが、昨年から場所を変え火気禁止になっていたので、筆は春夫遺影のそばに供えてもらうだけになっていました。そこで熊野速玉大社で改めて御祈祷をしてもらう運びになりました許可を得られたので写真を撮りました拝殿内に入るのは緊張しますね。振り向かないようにしていましたが、居合わせた参拝客も興味津々だった模様。特に外国からいらした方の反応がすごかった…気がします。巫女さんが前に来た時のシャッター音とか御祈祷は滞りなく終了し、御札などを頂いて帰ってきました。ありがとうございました。参加してくださった皆様がお供えした筆は、去年の分も含めてちゃんと供養されましたよ、という事でご報告。神職さんが何やら良い事を仰られたのですが、スタッフMの頭では覚えきれませんでした…すみません

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  • 02 Nov
    • 筆供養開催のお知らせ

      明日11月3日(金)は、予定通り新宮市役所前で午前10時より筆供養を執り行います。式典の後はお茶の振る舞いがありますので、どなたでもお気軽にご参加ください(お茶菓子が無くなり次第終了です)車でご来場される方は市役所の駐車場をご利用くださいませ。お待ちしております!!

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  • 27 Oct
    • 筆供養、雨天時は中止になります

      急なお知らせですが、11月3日開催予定の筆供養は、晴天なら決行、雨天なら中止という事になりました。晴天時は予定通り新宮市役所前で執り行います。決行か中止かは、前日である11月2日の昼頃にフェイスブックページにてお知らせします。雨天時の会場として予定していたスペースは、10月28日より台風21号の総合相談窓口になります。詳細はこちらをどうぞ。尚、雨天時中止の連絡が間に合わなかった為、新聞には雨天時も開催と掲載されていますが、訂正記事の方をご確認お願いいたします。雨天時は中止です。

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  • 26 Oct
    • 11月は入館無料日が3回も!

      4月9日の春夫生誕日など、入館無料の日は折々で存在しているのですが、11月は入館無料日が3日と固まっています。11月18日・19日の土日が「関西文化の日」11月22日水曜日が「和歌山県ふるさと誕生日」ぜひ記念館に遊びに来てください!この18・19・22日は当館だけでなく歴史民俗資料館も無料開放されます。記念館からは少し距離がありますが、歴史民俗資料館は阿須賀神社とセットで行ける市内スポットですので、よければ足を延ばしてみてくださいね。記念館から歩いて20~30分程でしょうか。地元民のくせに、普段車移動ばかりなので徒歩での所要時間に疎いスタッフMです。スポーツの秋にしたいのですが、毎年食欲の秋です

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  • 19 Oct
    • 筆供養のお知らせ

      11月3日金曜日(文化の日・祝日)は筆供養の日です。場所は新宮市役所前(福祉センター側)。雨天時は庁舎内1F市民ギャラリー(10月28日追記・雨天時は中止です)午前10時から1時間程度を予定しております。式典終了後にお茶の振る舞いもあります。どなたでもお気軽にご参加ください。市役所の駐車場をご利用いただけます。これまでは春夫の筆が納められた筆塚のある市民会館で筆供養を行っていたのですが、文化複合施設建設工事のため、昨年度から場所を変えて開催しています。去年は記念館前庭でしたが、今年は新宮市役所前です。地元民の方は、福祉センター側と言えばどちら側か分かるのでは。現在の出入り口になっている場所ですね(正面玄関はまだ工事中です)庁舎前に少しスペースがありますので、そこで筆供養を執り行う予定です。雨天の場合は、庁舎内1F市民ギャラリーに場所を移します。現在は期日前投票が行われているスペースです。参加は無料で申し込みも必要ありません。式典終了後に抹茶とお菓子が振る舞われますのでお気軽にご参加ください。使わなくなった筆があれば、持って来てお供えください(火が使えない場所なので、今回は燃やしません)今回の会場となる市庁舎にお邪魔して給湯室を見せてもらったり、写真を撮ったりさせてもらったスタッフMです。よく晴れると反射でかなり眩しいのではないかなと気になりつつ、当日になってみないと分からない事も多々…ぜひお気軽にご来場ください! お待ちしております10月28日追記筆供養の雨天時中止が決定しましたので、こちらをご確認お願いいたします。晴天時は予定通り新宮市役所前にて筆供養を執り行います。

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  • 05 Oct
    • 取材がありました

      急に寒くなって、どれだけ着込めばいいのか悩むスタッフMです。先日、『週刊新潮』や『ダ・ヴィンチ』で書評を書いている、ライターの石井千湖氏が記念館に取材に来ました。☆石井氏のブログ:イシイチコログ9月10日の「本の仕立て直し」が興味深い…!取材に来るのは新聞記者や旅行雑誌のライターが多いので、書評家が来るというのは珍しいです。新宮在住者には入手しにくいお土産をいただいてしまいました。ありがとうございます!

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  • 30 Sep
    • 館長のつぶやき―佐藤春夫、断章を拾う24

      「二十年の春、僕は疎開に先立つて、風呂敷包一つぶらさげて来た彼に、新潟県の寺に嫁してゐる姉の所へ再び寺男に住み込んで疎開せよ、今ならば戦災者にまぎれて遠く行くこともできると案を授けて別れた。/その後、西ヶ原に壕舎を設けかぼちやを植ゑ、それを食糧として生きてゐたらしい。二十年の今ごろ久しぶりにその近況を報じた手紙を、僕あてにではなく息子の方哉あてによこして、きのう誰(であつたか)の好意でやつと壕舎に電燈がひけてその下でこの手紙を書いたといふのであつた。(略)先に藤沢清造、後に谷中安規、わが生涯に見た餓死の二芸術家である。」 1955-56年、佐藤春夫が「日本経済新聞」に連載した「白雲去来」の「続白雲去来」に掲載された谷中安規を悼む文章。春夫は安規の死を、疎開中の佐久の地で知った。昭和21年 9月 9日、安規は飢餓状態で逝去、享年49歳。焼け出されて掘立て小屋での生活では、かぼちゃを育て、「おかぼちゃさま」として崇拝、「かぼちゃ男爵」とも称されていた。春夫はこの年、詩集「佐久の草笛」を刊行しているが、その草稿ノートには「哭谷中安規」の作品もあり、推敲の後も窺えるが、結局は作品集に収められることはなかった。佐久の息子宛の安規の書簡には、平和な世が訪れ、これから作品製作に精を出そうと言う覚悟が語られているだけに、無念な急死であったろう。安規は信玄袋に大切な書簡を肌身離さず所持していた。なかに、与謝野晶子や内田百閒などの書簡もあった。ちなみに、藤沢清造(1889―1932)は、43歳で公園内で凍死した私小説作家。代表作は「根津権現裏」。作家の西村賢太が師として心酔し、注目を集めた。春夫が上京まもなくの頃、交流があった。

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  • 14 Sep
    • 館長のつぶやき―佐藤春夫、断章を拾う23

      「本当に有罪と思えるのは四人だけと平出が啄木に云った大逆事件は二十四人の死刑のうち半数が恩赦で死一等を減じられた。/その時四女宇智子の産褥(さんじょく)にいた晶子は枕頭に白く立つ大逆囚の十二の柩(ひつぎ)を幻影に見たと云う。/十一月、寛は熱田丸で渡欧し、晶子はそれをこう歌ったー/海越えて君さびしくも遊ぶらん追はるるごとく逃るるごとく」前回に続いて、『晶子曼陀羅』の最終章近く「第二十章 海越えて」より。作品は、晶子伝でもなく、晶子論でもないと「自序」で述べられ、「絵そらごとまことまぼろしうた心//そぞろにつづる晶子まんだら」の和歌が巻頭に。晶子の渡欧までが辿られる。「平出」とは、最若手で事件の弁護人のひとり平出修(ひらいでしゅう)、その弁論は多くの被告を感動させた。森鷗外や寛も、平出から裁判資料の詳細を届けられ、その経過を知悉(ちしつ)していた。「啄木」は石川啄木、朝日新聞の校正係で、平出と同世代、「明星」の後継誌「スバル」編集にも協力し、事件の本質をだれよりも早く見抜いていた。このとき、平出事務所で事務を執り、裁判資料の筆写などを行い、「スバル」編集にも関与したのが、新宮出身の和貝夕潮(わがいゆうしお)である。上京後の春夫もこれらの環境に近い位置におり、寛の渡欧もこういう中で成されたものだった。

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  • 02 Sep
    • 館報22号発行しました

      佐藤春夫記念館だよりの新しいのが出ました! 『広報新宮』と共に配布されるので、新宮市にお住いの方はもう目にした頃でしょうか。サイトにてPDFファイルの公開も始まりましたので、ブログでもお知らせします。館報は基本的に前年度の事業報告になっているので、昨年度に開催した谷中展の報告がメインです。佐藤春夫の谷中安規宛葉書などが読めますよ。当時の葉書は、今でいうところのメールやラインくらいの気軽さで書かれているようで、「明二十二日(日曜日)に晴天ならば午前十時までにここへ来て下さい(略)雨ならば、来ずともよろし」(※カタカナをひらがなに直しています)などという簡素さが魅力です。性格が出てそうというか。葉書以外の春夫書簡も掲載しているのですが、館報20号に載せた芥川宛て書簡と同じく原稿用紙に書かれています(今回載せた書簡は赤ペンで書かれていません・笑)手元にある紙を使う事が多かったようですね。谷中が春夫の息子に宛てた手紙も一部掲載しているのですが、こちらは紙面の関係で本当に一部になってしまい少し残念です(通して読むとなんだか泣けてくる手紙なので…)毎回恒例の、来館者感想ノートからの抜粋もあります。今回はここに注釈を入れたくて文アルはるさんの立ち絵をお借りしました。発行されたばかりの館報22号、どうぞご覧になってくださいね!スタッフMはこのあと関係者や記念館などへの館報発送を行うため、封筒にシールを貼りまくろうと思います。この手の作業を延々とやっていると無の境地に達しそうな気がしますね…

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  • 09 Aug
    • 館報21号配布終了です

      9月に発行予定の館報22号も第三校まで進みました。スタッフMです。つい先日に館報21号の在庫が無くなったのですが、次号が出る少し前という中々いいタイミング。もうしばらくの間はPDF版の公開を続けますので、読んでみたい方はこちらをどうぞ!館報置き場のスペースが21号の分空きましたので、かわりに17号を置いてみました。22号が出るまで出しておこうかなと思います。17号は「恋文展に寄せて・潤一郎と春夫 ―龍之介を介在として―」という、たつみ都志先生の講演録抜粋に一番多くのページをさいています。講演録というのは、平成23年の5月6日に行われた講演・シンポジウムを活字化した『むささびブックス① 講演シンポジウム記録集 恋文をめぐって 潤一郎と春夫 龍之介を介在として』(平成24年3月31日発行)のこと。既に配布終了したものですが一部分だけ館報17号で読めますので、興味のある方はお取りください。芦屋市谷崎潤一郎記念館の副館長のお話、抜粋でも面白いですよ。館報置き場になくても、スタッフに声をかけてもらえれば在庫のあるものは出しますので、お気軽にお声かけください。次の館報といえば、DMM.com様から文アルはるさんの立ち絵をお借りしました。PSDファイルも送ってくださり、開いて見てみたのですが非常に興味深かったです。着せ替えできるように素体と服のレイヤーが初めから分けてあるんですね…なんだか昔懐かし紙製の着せ替え人形を思い出しました。館報22号は9月1日発行予定。市の広報に折り込まれて新宮市内に戸別配布されます。来館者への無料配布とサイトでのPDF公開もする予定です。

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  • 30 Jul
    • 館長のつぶやき―佐藤春夫、断章を拾う22

      「その庭前には、先刻から何をしているのか、夫は大分久しく跼(うずくま)っていた。/こういう空気のために、せっかく百号まで続けて来た明星も百号を大々的に記念号として廃刊した後は、門前も自ずとさびれて訪う人もないのを、わざとらしい強がりに面会謝絶などと貼り出した彼の本心は来客の恋しい所在なさに、いつまでも庭に居て、土いじりかと思えば、事もあろうに、童子のいたずらのように蟻の大群を石でたたき殺しているのであった。」春夫の戦後の代表作『晶子曼陀羅』より。与謝野寛(鉄幹)・晶子夫妻は、春夫にとっては終生の恩師。「明星」が100号で廃刊するのは、1908(明治41)年 11月のこと。世間での文学的な評価は、与謝野寛と晶子とでは、明らかに逆転しつつあった。晶子も1913(大正2)年に東京朝日に連載した自伝的小説「明るみへ」のなかで、「蟻を錆包丁でたたきまわす。『あなた、また蟻なんですか』」と、寛の日常的な行動として描写している。春夫は、晶子が発狂一歩手前として、夫を把握しているように描いている。寛が熊野を再訪し、中学生春夫が講演会に登壇して物議を醸すのは、1909 (明治42)年 8月のことである。熊野再訪は、寛にとっては一服の清涼剤にもなったはずだ。寛の態度を見かねた晶子が、寛をヨーロッパ留学に赴かせるのは、1911(明治44)年11月、たちまち後を追うように晶子が渡欧するのが翌年の5月。上京して直ぐの春夫は、寛や晶子の家庭内の動向や、夫妻の外遊事情を目の当たりにすることになる。

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  • 23 Jul
    • 刊行物と通販のご案内

      夏休みが始まりました セミの声より人の声が聞きたいスタッフMです。さて、当記念館の刊行物は買える場所が限られてくるのですが、実は通販もやっていたりするんです。ネットでの買い物も大変便利になった今、電話かFAXで…という、とっつきにくい申込み方法ではありますが、サイトもせっかくリニューアルしたことですし、こちらも改めてお知らせしておこうかと。詳細はこちらのページにさらっと書いてあります。レターパックライトでの送付が多いので、送料はだいたい360円かかると思ってください。新大阪から新宮まで特急で来る際に必要な料金のなんと18分の1以下のお値段です。量によってはもう少しお高くなります。A5サイズの小さい物はスマートレターで180円。料金は後払いです。同封の郵便振替の用紙をご利用になるか、納品書兼請求書に記載の銀行口座(紀陽銀行)に振り込んでください。送料・送金手数料は申込者様のご負担になります。現金書留も使えますよ。スタッフMのお勧めは『鉄の熊野地を行く―佐藤春夫の熊野案内』と『むささびブックス④ 講演・シンポジウム記録集「佐藤春夫と<憧憬の地>中国・台湾」展に寄せて』です。「鉄の―」は、春夫が熊野地方を題材に書いた著作の中から文章を抜粋し、観光案内風にまとめたものです。薄い本ですが200円と安価なため、よく売れています。「むささびブックス④」は春夫没後50年記念シンポジウムの講演記録集。中国・台湾と春夫がテーマです。春夫が誰の紹介でどのように台湾を旅したのかが分かる下村先生の基調講演、河野先生が実際に春夫の足取りを追って発見した新事実(芥川関係のエピソードが面白いです)、秦先生が語る春夫と魯迅の関わりなどが収録されています。それと、売店でもよく質問されるので『図録 佐藤春夫』(以下、旧図録)と『新編 図録 佐藤春夫』(以下、新編図録)の違いについても記載しておこうと思います旧図録の特色:春夫関係の集合写真が多いです。芥川の「羅生門」出版記念会や、泉鏡花の葬儀、芥川賞銓衡委員会の様子など。モノクロページに掲載されていますが、写真自体がモノクロの時代の物なので特に差支えないかと。一部、名前が分かるようになっていますので、谷崎潤一郎がいたり徳田秋声がいたり、志賀直哉や武者小路実篤、高村幸太郎などの文豪が、春夫と同じ時代にいた事が実感できます(森鷗外を囲む写真に紛れている春夫は若い)。他、谷崎潤一郎の「佐藤春夫と芥川竜(ママ)之介」が掲載された毎日新聞の切り抜きなども収録されています。新編図録の特色:収蔵本や草稿などの写真が多く、カラーでご覧になれます。旧図録よりも詳細な、10頁にわたる年譜があります。臨川書店の全集未収録作品(短いです)が8編収録されています(うち2編が詩)。新旧図録はどちらがお勧めというのはないのですが、当然ながら在庫が少ないのは旧図録の方ですので、気になる方は早めに押さえておくに越したことはないかなと長々とド直球の刊行物売り込みをしてしまいました… 記念館まで来れないけど本が気になる…という方は是非ご利用くださいませ。記念館オリジナルグッズも購入できますよ

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  • 15 Jul
    • もうすぐ夏休み

      6月は誰も来ない日が何日かあり、6月の厳しさを実感したスタッフMです。7月も後半に入りましたし、そろそろ盛り返してほしい所ですね。記念館の庭でもセミの抜け殻を見かけるようになりました。これは門のアーチにあったもの。大きいからクマゼミでしょうか?(いい加減) 2017/07/13撮影これは、小さくて泥だらけなのでニイニイゼミかと。 2017/07/13撮影朝の庭掃除中に抜け殻が見つかるようになると、夏になったなと実感します。夏といえば夏休みですね!夏休みシーズンになると、夏休みと直接関係ない年代の観光客も増えます。不思議です。当記念館は土日が高校生以下無料の日となっておりまして、無料で入館することができます(学生証を受付で見せてください)下記は小さなお子様の入館についてのお願いです。当記念館は、昭和初期に建てられた佐藤邸を移築したものですので、バリアフリーには程遠い作りとなっております。急な階段や隙間が広い手すりなど、小さなお子様には危険な箇所がありますので、保護者の方が見てあげてください。特に2階和室の窓は1F廊下に転落する危険があります。よろしくお願いします。なんだかんだ言いつつ、夏休み期間中はさらに多くの方にご来館いただきたい気持ちに変わりはありません。お出かけ先候補の一つとして、佐藤春夫記念館をよろしくお願いします!ちなみに夏休み特別企画的なものはありません。ごめんなさい!!

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  • 08 Jul
    • 12年ぶりに…

      ノウゼンカズラにクロアゲハが3匹も蜜を吸いにきていて、今日は満員御礼やなぁと思っていたら、蜂に追っかけまわされて散り散りに逃げて行ってしまいました。自然界の厳しさを垣間見たスタッフMです。(少なくとも私の目には蝶の後ろから蜂が追い立てているように見えました。こんな行動も取るのかと驚きです。蝶が黒いから攻撃的になった…?)さて、今回は当館サイトのリニューアルのお知らせですこの度、12年ぶりに(干支一周!)サイトデザインが一新されました。基本的な情報は特に変わっていませんが、開館カレンダーや刊行物のページなど、場所が分かりやすくなったのではないかなと。佐藤春夫記念館公式サイト↑ぜひ見て行ってくださいませ!今のサイトって、一昔前と比べると随分複雑になりましたよね。サイト作成を外部にお願いするにあたってメールでやりとりなどしていたのですが、知らない単語が並んだりと完全に浦島太郎状態です…更新の仕方も教えてもらえるので、しっかり覚えないと…

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  • 27 Jun
    • ノウゼンカズラの季節到来!

      ノウゼンカズラが咲き始めました。今は、受付の横の石垣の上の花が満開です。 そして、門のところは、写真のような感じです。こちらは、水曜日頃から咲き始めたばかりです。この水曜、日曜と、大雨が降り、つぼみが落ちてしまわないか心配でしたが、無事咲き始めました!最近あまり天気がよくないのですが、日ざしの中で咲き誇るノウゼンカズラの花をゆっくりながめたいものです。

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  • 24 Jun
    • 館長のつぶやき―佐藤春夫、断章を拾う21

      「一、個人を尊重することを知らず、正しき校風の名の下に多数者の勢力を振ふこと高等学校より甚だしきはなし。(略)/一、帝国大学の図書館に於てはその後一切社会主義の書物を貸さず云ふ(附記す、鷗外博士曰く、社会主義と自然主義の外にして近代の文学なしと。)堪えがたき哉、官僚の臭、児は何所にか文学を学ぶべき。/一、要するに高等学校及び大学は文学を究めむとする児等にありて遂に何等の権威と関係とを有せざる也。」書き出しは、「御手紙読了、左に御返事を認むべく候/一、高等学校に入学せぬと云ふ事は作家は深く学ぶの要なしと云ふ事とは全然根底を異にすること也。一、作家は深く学ぶの要なしと云ふがごとき理は、児の知らざる所なり、(略)一、学問は高等学校の専売にあらず。」で始まる父豊太郎宛の書簡から(1912年・推定・4月16日付)。父は、慶応義塾という私塾に入学した春夫に対し、あらためて、高等学校から帝国大学への進学を希望、要望したものと見える。文学を究めようと決心した春夫にとって、父の敷こうとしているコースはむしろ有害、と主張。文中「児」とは「自分」の意、「その後」とは、「大逆事件後」の意味である。長い間潜伏していて、時流に乗って急に浮上してきたかに見える、現在の人文系学問への風当たりの強さ、理系重視、実学重視、効率重視へのあからさまな学問シフトの移行、そんな現在の風潮への強い異議申し立てとしても読み取ることができる。

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  • 07 Jun
    • 館長のつぶやき―佐藤春夫、断章を拾う20

      「その次の日にもフロオランスは、水絵具と早咲きのヒヤシンスとを持って、また見舞いに来た。//「ヒヤシンスなんて、そんな馬鹿げたものをあなたお描(か)きなされやしませんわね。これはただ持って来たのよ。こんなものは女学生が描くんだわ」//「おれもそう思う。―美しい花だ」//イシノはにっこり笑った。誠にこの上もなく邪気のない笑顔であった。―この笑(えみ)を見るだけの事にでもフロオランスは、彼と同棲する値があると信じたのかも知れないのだ。」主人公の画家マキ・イシノのフランス・パリでの暮らしぶりをややメルヘンチックにえがいた春夫の作品が『F・O・U 一名「おれもさう思ふ」』。「FOU(フウ)」は「狂人」の意味。1926(大正15)年1月の「中央公論」に発表されたもので、モデルとされるのは、やがて関口町の春夫の自宅(現在の新宮市の佐藤春夫記念館)を設計する大石七分(しちぶん)。東京に文化学院を創設した西村伊作の弟で、大杉栄とも深交があった。叔父で医師の大石誠之助が「大逆事件」で刑死させられ、大杉も関東大震災後の混乱で虐殺され、国家権力の横暴は、七分の精神をも蝕(むしば)ませたのである。フランス・パリへの逃避、そこでの「奇行」が題材になっていて、精神病院へ入院もしている。掲出部分は、その精神病院に見舞ったフロオランスとの会話。イシノは日本に妻子を残してきていた。実は、フロオランスは売笑婦だった。しかし春夫は、翻弄されるイシノを「邪気のない笑顔」「優雅で柔和な紳士」として、天賦な才能を有する芸術家として愛着を持って描いている。

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  • 27 May
    • 雑記

      スタッフMです。唐突ですが、記念館2F和室に展示している、春夫一周忌門弟代表メッセージパネルの中には井伏鱒二直筆のものもありますよっと。(研究でもらえる栞は全部取りましたが、イケオジ井伏を転生させられるだろうか…)以前に文アルとのコラボについてお問い合わせをいただき、できれば何かやりたいとはお答えしたものの、相変わらず何も進んでいません。常勤二人+週二バイト一人で受付業務から清掃やら事務やら資料整理など一通りの業務をやっておりまして、正直手が回っていない…楽しみにしてくださっていた方には申し訳ないです。当館館長もけっこう乗り気ではあるのですが、この手のイベントをやった人が身近にもおらず、誰も進め方が分からないという…そして何をやれば喜んでもらえるのかもピンとこないという…ちなみに館長案は、「絵の使用許可をもらって、等身大のキャラパネルを作って置いてみたらどうだろう」というものです。(文アルはるさん、身長設定はどうなっているんでしょうね。大きそう)何かやりたい気持ちだけはあるのですが、アプリ解禁までに間に合わない事だけは確定しているので、ここでご報告させていただきます。それにしても文アル効果なかなかのものですね。来館者の平均年齢が急に下がった気がします。あと、書き物好きな方が多いのか、来館者ノートもにぎわっています(そしてノートのあちこちに踊る「某ゲーム」の字)(なぜか伏せられるゲームタイトル)。本やグッズも購入してくださるし、ありがたい限りです。と、思っていることをつらつらと書いてみました。一応記念館の公式ブログではありますが、このブログはかなり自由度が高かったりしますので、いちスタッフがなんか言ってらぁくらいに捉えてもらえれば助かります。そういえば、以前館長にハエトリグモが糸を出しながら歩く話をしたところ、そういうのも記念館のブログで書いたら? と言われましたっけね…さすがに春夫や記念館どころか新宮とも関係のなさすぎる話なので書いてないですが(笑)その他お知らせ事項としてはレターセットが品薄になってきたな、とか。おそらく再販になると思いますが、一時的に取り扱いがなくなるかもしれません。以上、スタッフMの雑記でした。

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プロフィール

春夫さん

性別:
男性
誕生日:
1892年4月9日

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