『第1回』 設計者としての心構え | トヨタに学ぶ製造業実践コンサルタント

トヨタに学ぶ製造業実践コンサルタント

トヨタのエンジン開発部門から突然コンサルタントの世界へ!
過去の経験をともに製造業のお客様の助けとなる実践的なコンサル活動を実施中!!

今回のブログは題して「設計者の道」とし、このブログには設計者としての必要な思想やどのような事を学ぶべきなのかをアップしていきたいと思います。



では、本題に入りたいと思います。


記念すべき第1回目は


「設計者としての心構え」


です。



では、設計者とはどのような心構えでいる必要があると思いますか。


1.品質が非常に高い

2.世界一の技術力

3.最先端技術を取り込む


などなど、上記のような考え方をお持ちではないですか。



品質、技術力、最先端技術などを元に設計する。。。

非常に大切な事だと思います。これがなければ、他者との差別化がはかれません。


しかし、本質はそうではないのです。


本質は


お客様が望むモノ造れるような設計をする」


です。


これには2つの要素が隠れています。


①「お客様目線」

②「製造部目線」


です。


設計者は自分たちの技術に酔ってしまう事があります。


この技術は世界最高なんだとか、この品質で負けるはずがないなど。


お客様が必要としていなければ、製品ではなく、単なるガラクタです。

また、図面は製造部が造れなければ単なる紙クズとなるのです。


本日はここまでで次回は「お客様目線」「製造部目線」のことについてお伝えしたいと思います。



ペタしてね