アクロポリスから降りて
ハチミツ漬けのお菓子に目を白黒させていた私たち
気が付けば周りは薄っすらと夕刻の気配
時計を見たら６時前だったので
そろそろホテルに戻ろうか～
という事に
という事に観光客向けのお土産物マーケットを抜け
大きな道を探して歩いていると
何だか警官の姿がチラホラ・・・
一人二人 という単独警官ではなく
４・５人が固まって行動している・・・・・
なんとな～く ヤバイのか
って雰囲気
？？
って雰囲気？？私はあんまり気になりませんでしたが
一緒にいたメンバーがその気配を感じていたのか
「タクシー乗って帰ろうか
」 と
」 とホテルまでは歩けない距離では無かったんでしょうが
アクロポリスへ バリバリのヒールで
登って降りてきた私達は大賛成
大通りに出て タクシーを見つけ中へ乗り込む
ハンチング帽をお洒落にかぶった
初老のおじさんが運転手
素敵
素敵すいませーーん ここへ行って下さい
」
」とホテルの名刺を見せると
お洒落なおじさんは ハンチング帽が脱げる程驚いて
「おいおい君たち！ここは４００・・・
なんたらかんたら★◇@×☆■！！」 って
みんな きょとん(ﾟ◇ﾟ )？？？？？
おじさん ギリシャ語で喋るから
全く何を言っているのか分からない・・・(￣ー￣；
「すいません・・・よく分かりません」 と英語で聞き返すと
「いいかい よく聞いて」
」とおじさんも片言の英語で一生懸命説明しようとする
だけど
どうしても４００までは分かるけど その先が分からない
おじさんもヒートアップ
してきて
してきて「だーかーらーー！ ワシの話をよく聞いてみ？」 と
勝手に解釈すれば・・・
「このホテルはここから４００メートルだよ」 とか何とか・・・
言ってんじゃないのおーーー？？？
と みんなで話していたら
「ワシの話をもう一度ゆっくり聞・い・て
いいかい(゜д゜；)？？
このホテルは ここから
４００ キ・ロ・メ・ー・ト・ル 離れているんだよ
ここに行くとすれば
アテネから出て
違う街に行くという事なんだよ
本当にここへ行くのかい？
あんたら正気なのかい？？」
と ムッシュー・ダンディ
あ！そういう事
とやっと意味が分かり
名刺を間違っていた事に気付きました
ごめんなさいって事で
ちゃんとしたホテルの名前を伝えると
ムッシュー・ダンディはニコニコ
笑って
笑って「ここなら分かるし ワシ行ってもいいよ」 と
」 とそりゃぁいくらタクシーでも
違う街にまでお客さんを運びたくはないよねぇ
「わしゃ 老体に鞭打って
４００キロも車走らせたくないわい
しかも往復８００キロ(￣Д￣；；」
と思っていたに違いない
１０分程でホテルに着き
ムッシュー・ダンディにチップを弾み
ありがとバイバイ
部屋に戻ってホテルに残っていたスタッフと合流し
食事に行こうと出る
だけど外へ行くのはちょっと危険
だという事で
だという事でホテル内のビュッフェでお食事
だぁれもいないビュッフェ内は 私達の貸切状態
アテネはハチミツがポピュラーなのか
ハチミツを使った料理が多かったです
ハムとチーズが美味しくて みんなでパクパク
楽しく食事をしていると 急に照明が落とされ
私達の場所だけスポットライトが・・・
何なに？ 何かのサプライズ
？？
？？・・・という事では無く
何やら外が重々しい雰囲気・・・・・
何故かレストランのウェイターが
アメリカギャングのように口元にバンダナを巻いて
照明を落としたレストランの窓から
外をコソコソ眺めている・・・・・？
なんじゃいな？この人は(°д°；)？
そう言えばさっき私のネイルを見て
「顔を引っ掻いて～～ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
うふっ」 と
うふっ」 と変態ちっくな事言ってたから
ちょっと変な人なのかも(￣_￣ i)？？
と思って みんなで窓の外を見ていたら
道に沢山の警官が
ガッチリ並んで道を封鎖してる
ホテルまでタクシーに持った時も
警官が道を封鎖している所があったから
これは尋常じゃない事が起こっているんだ・・・(((゜д゜;)))
透明の防弾盾を持った警官たちが
一斉にザッザッと前方に向かって歩き出した
窓からは歩いていく方向がよく見えなかったけど
ホテルの人に聞いたら
サクッと簡潔に 「あ 暴動だよ(・∀・)」 と・・・！
えぇ～☆ 暴動の真っ只中で
私達呑気にご飯食べてるよぉ～ヽ((◎д◎ ))ゝ？？
とコソコソ騒ぎながら
警官vsスト暴動者たちの行く末を見届けようとしていると
変態ウェイターと支配人らしき人が
「しばらく続くから気にしないで」 だって(￣□￣;)!!
気にしないで と言われても気になる・・・
けど明日は早起きしなきゃいけないから
しぶしぶ部屋に戻ってお風呂に入りました (--)
ストは日本でもあるけど
暴動に発展する程じゃないから
貴重なものを見たな～～(@_@)
ギリシャはまだまだ発展の途中にあるみたいだから
ストも過激ですね
ちなみに・・・ 私がお風呂に入っている時に
警官が空に向けて打ったであろう銃声が
パン パン パーーン
と聞こえていたそうです
と聞こえていたそうです不謹慎だけど 聞いてみたかった・・・・・
そんなアテネの想い出でした (^o^)v
またアテネに行きたいなぁ～
お茶したお店
紅茶と蜂蜜漬けのパイ
おぉ アテネよ
喉が焼ける程の甘い思い出と
銃声の響き渡る危険な香り満載の異国情街よ
また訪れる機会を楽しみにしつつ
君のその石畳の歩道の刺す様な痛みを
この胸と足の裏に 刻み付けよう
まじ 痛かったもん あし(*_*)
XO 
АΙΚΟ☆А＊
АΙΚΟ☆А＊