進化する社内報
『社員の、社員による、社員のための社内報』は、今月分から『社員の、社員による、社員と家族とお客様のための社内報』になりました。
具体的に何がどう変わったかと言うと、まずはこんな感じ。
社内に貼り出し!
お客様に見て頂くことが目的です。
今後この社内報は、社員たちから“獄門台”とか“さらし首”とか言われること必至(笑)。しかし、折角当社まで足を運んで頂いたお客様の事を考えれば、オモテナシとしてこんな事は当然至極です。
だってお客様は(販売先も仕入先も)、当社の様子が知りたいから辺鄙な吉川市まで来られるんです。だったら私たちは、少しでも当社の雰囲気をお持ち帰り頂かなければならない、見えにくい部分の雰囲気も何とかしてお伝えしなければならない、そう考えてオモテナシするのは当然です。
この写真は研究所の2階廊下で、お客様を応接室にお通しする通路に貼り出されています。どうぞ立ち止まってご覧下さい。
もちろん工場にも同じように、ご来社のお客様がご覧頂けるようなところへ貼り出されます(たぶん、まだ見てないけど)。
次いで変わったところは・・・
社員の家族(実家)へ郵送を始めました。
これは筆不精な社員に代わって、会社が発行する手紙みたいなもんです。どんな会社なのか、どんな同僚と仕事をしているのか、息子は何を考えて仕事をしているのか、業績はどうなっているのか、社長はどんな人間で、どんな価値観を持って経営をしているのか。。。
親の想いは尽きないものです。気が向いた時にしか連絡をしない子供と違って、寝ても覚めても子供の事を考えるのが親心。子供たちが想像する以上に親心は深い、地球上の何よりも深いんですよね。
親思ふ心にまさる親心
けふ(今日)の音ずれ(訪れ)何ときくらん
使い方は全然違いますけど、吉田松陰の辞世の句からも、遠く離れた親心の刹那さが読みとれます。松陰の親へは残念な知らせが届きましたが、子供からの便りは親にとって掛けがえなく待ち遠しいものです。
社内報が、そう言う親心に少しでも届けば嬉しいです。
社員たちよ・・・
今度実家に帰ったとき、お父さんに少し仕事の話をしてご覧。
お母さんにイケ面な男性社員の話をしてご覧。
きっと喜ぶぜ。とびきりの親孝行になるぜ。
社内報が、そんな会話のきっかけに、なってくれれば本望です。
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